こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
【合理的な考えは、ビジネスには合っている】
「すごく合理的な考えの人だな」と思う人がいます。
無駄なことは極力省く。省エネ、コスト削減ですね。
人材育成などでも、「適材適所」という言葉があるように、良い配置で仕事ができる環境であれば、企業にとっても、本人にとっても、パフォーマンス向上につながるでしょう。
ビジネスには、持ってこいの思考です。
【お付き合いに合理主義が出過ぎると、行き違いの場合も】
しかし、「合理主義と言っているけど、これは、面倒くさがりなだけなのかも?」と思われてしまう時もあります。
一つの例ですが、デートの日程を決めるときに、残念に感じた経験があります。
交際初期でしたが、私が「その日は、夕方まで仕事なので、そのあと食事でも」と誘ったら、「その日は、(自分は)一日休みで、夕方からそれだけのために出てくるの嫌なので、その日は会うのは止めよう」と言われました。
「合理的に考えて、少ししか動かないのであれば、全てやらないほうが良い」という、エネルギー(体力)消費のコストカットですね。
一日中会う時のみ、OKでした。
何回か同じやり取りがあり、「必要以上はしない、動かない」をいうのが、温度差を感じるようになってきて、その人とはだんだん疎遠になり、終わってしまいました。
彼としては、1日中しっかり会って、デート気分を満喫したい思いがあったのかもしれません。
また、一日のうち夕方まで家にいて、夜ご飯のためだけに、外に出るのは、面倒だと思う気持ちも分からなくもないです。
逆に、その人にしたら私は「都合の良いことをいってる」というワガママ女に映ってたかもしれませんね。(「時間空いたから、ちょっと来てよ」的なパターン)
その人は、「自分は、合理主義で、どんな時でもこういう感じ」と言っていました。
男性では、この気持ちが分かる人も多いのかもしれません。
私としては、状況によって、一日遊ぶことが出来ない時は、たまには短時間でも一緒の時間を過ごすことを選択してもいいのではないか、と思ったんですね。
恋愛初期、女性は特に「空いた時間に、ちょっとでも会いたい」という、合理的とは真逆の感情も働くときがあります。
なので、「この人は、そんなに私の事好きじゃないのかな」「出るのが嫌なんて、私と会うのが面倒くさいのかな」と判断してしまうケースも起こります。
恋愛中は、良くも悪くも冷静じゃないので、極端に捉えてしまうので、こう思いやすくなります。
【合理主義のオンオフを使い分けたら上手くいく】
男女二人ともが、同じ価値観であれば、上手くいきます。
お互い、短い時間しかない時には誘いもしないし、1日空く日を作るように行動されるでしょう。
今は、そういう考え方の人が多いかもしれませんね。
始めにお伝えしたように、ビジネスでは合理主義は通用することが多いです。
良い特性ですね。多いに使ってほしいところです。
でも、プライベートの場合は、削減することができない「気持ち」の部分がほとんどです。
恋愛は、そういうことのぶつかり合いで、トラブルが多くなり、分かち合えないまま別れてしまうパターンとなってしまうのです。
合理主義の「0か100で捉えてしまう」のは、神経症の思考の一つです。
40でとらえたり、80を選択したり、ができるようになると、うんと人間関係が楽になります。
プライベートでは、時には無駄があってもいいのではないでしょうか。
人と接する時は、「自分ではない相手の感情」が常にあるのだ、という気持ちが合理主義をゆるませてくれます。
#職場・仕事の心理学
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