こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
人とのお付き合い、疲れる時ありますよね。
よくご相談中に、「いつも明るい私っていうイメージがあるから…」とか、
「いつでもしっかりしなきゃ、と思います」とか、お聞きします。
このイメージの話、高校生でも大学生でも社会人でもあって、特に高校生のご相談に多いです。
思春期で自分がまだ確立していない時に、周りのみんなの目や立場もあって、辛い思いをしてるんだろうな、と思います。
【自分の持っているイメージに疲れる】
イメージって大切ですよね。
「いつもあの人、笑顔で明るいよね」
「しっかりしていて、何でもお任せできそう」
そう思われて、嬉しいって思う反面、ちょっとしんどく感じる時も出て来られるようです。
特に、試験や、仕事などで忙しくて疲れていたり。
頑張ってやっていたのに、結果が出なかったり。
そういったイライラがたまった時、
「私だって、いつも笑ってられないわ!」
「みんな、私にばっかり押し付けて!」
と、ストレスが爆発してしまわれる経緯も多くみられます。
人によっては、リラックスするべき家でも、外と同じように明るく振舞ったり、
お手伝いや家事用事を、仕事のようにしっかりこなされる方もいらっしゃいます。
【同じイメージでいなければいけない】
そのようなみなさんは、「一つのイメージで全員と接しないといけない」って思ってらっしゃるように感じます。
本人は、一つのイメージ(例えば、「明るい私」)で、みんなと接しているように思っていますが、実は自分も気づかないところで、会う人によってイメージを変えているんです。
みなさんも、優しそうな人とだったらこちらも朗らかに、威圧的な人とだったら力を入れたり、オドオドしたりと、微妙に変わっていませんか。
また、相手の受け取り方もありますね。
自分が「これが明るい私」と思っていても、相手の明るさの基準が違うと「普通の人」と受け取られてしまいます。
心理学では、このような、人に見せるイメージを「マスク」や「顔」と言います。
色んな説がありますが、一人に付き7000個のマスク(顔)を持っている、と言われています。
すごく多いですね!自分がですよ、7000個の顔を持っているんです。
それだけ、人によって知らない間に顔を変えているんですね。
【人によってイメージの度合いを変えてみる】
だから、一つのイメージで通そうと思っても、無理なんですね!
よくお伝えするのは、「そのイメージ、人によって割合を変えてもいいんだよ」っていうことです。
みんなに100%で明るくいようと思うからしんどいし、誤解も生まれやすいです。
自分の価値観で「この人には明るさ6
0%でいいや」とか「この人だと自然体で80%は出せるな」とかでもいいんです。
この割合を変えるというのは、人への信頼度にも共通することで、「この人には50%の信頼度」「この人は信用できるな、80%」とか。
これは、自分の価値観で決めてくださいね。
全員を信頼しなきゃ、思うことが無理なのを覚えてみてください。
私も、親の教育で「人によってコロコロ態度変えてはいけません」と言われていたので
しんどい思いをしていました。
確かに、大人になると、嫌な気分をそのまま出すのはちょっと社会的にまずい部分もあります。
それを勘違いして、いわゆる「みんなにいい顔しなきゃ」「不機嫌だったら駄目なんだ」と思い込んでしまってたのですね。
【一度、書き出してみる】
一度、仲のいい人や周りの人を書き出して、イメージの出す度合いや、信頼度を自分で書いていくのが整理ができていいです。
「変な思いやり」や「いい人の顔」は捨てて、正直に。
これは本当にそうだな、と思うんですが「第一印象は間違いない」です。
お付き合いしていくうちに、だんだん
変わってくる時もあるかもしれませんが、なんかの時に「やっぱり最初の印象だったわ」って感じが多いです。
自分で、「この人との付き合い方はこれ」と把握することが大切。
これは八方美人でも何でもない、普通の事なので、大丈夫です。
そうやって人との良い距離を保つように訓練して、振り回されない大人作りをしていきましょう。
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