こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
ボディカウンセリングマッサージセミナー2日目でした。
背面(背中・脚)を学んでいただきました。
前回も書きましたが、今回の生徒さんは飲み込みが早く、スイスイと手技をこなしておられました。素晴らしいです。
マッサージやトリートメントをされている方にしては、要のことだと思いますが、マッサージをするにあたり、やはり施術する自分(セラピスト)のポジションを整える事が大事ですね。
セッション後にぐったり・・・からの脱却。
セラピスト自身が知らない間に行っていて、しんどくなってしまうポイントなどがありますので、チェックポイントをご紹介します。
【姿勢は楽な姿勢で】
姿勢は、クライエントに対しても、自分自身に対しても影響があります。
セラピスト自身が苦しい姿勢では、1時間のセッションは持ちません。
「クライエントも快、セラピストも快」の状態を目指します。
まず、足は常に肩幅に開き、どっしり構えます。
グラウディングといい、床から体にエネルギーを取り込むイメージで、ぶれない姿勢をとります。
肩幅より狭い開き具合になると、手技中の対応に力が入らず、フラフラしてしまいます。
クライエントの体に近づくときは、膝の曲げ伸ばしで上下されていますでしょうか。
腰を曲げてしまうと、腰を痛めてしまうので、必ず膝を使ってくださいね。
練習後、腰が痛くなるか、脚が筋肉痛になるかで、良い姿勢がとれているか悪い姿勢なのかが分かります。
脚が筋肉痛になるのが正解ですね。(経験につれ、筋肉痛は無くなります)
腕を上げた時、プルプル震えることのないよう、腹筋(丹田に力を入れて)を使って体に軸を作るイメージ。
ふだんより、体幹を鍛える訓練も必要です。
プランクや腹筋、腕立て伏せなどで筋力もつけていきましょう。
【力の入れ具合、基本は抜いている】
練習をしているとき、受けている側から「もっと力を入れても大丈夫よ」という指摘を受け、力加減が分からず常時力を入れてしまい、セラピストの方が疲れてしまう、ということがよくあります。
基本的には、セラピストは力を抜いての施術です。
肩、肘、体全体に力が入っていませんか?
呼吸は深くできているでしょうか。止めていませんか?
その状態で、まずは包み込むように撫でるイメージ。
そして、コリがあるところや、筋肉が分厚い箇所のみ、「セラピストの体重を乗せて」力を入れます。
腕の力や、指先の力だけでコリをほぐしたり、力を入れようとすると、負荷がかかり疲れます。
体全体を使い、自分の体重をかけて力をいれます。
あと、どこまで力を乗せるかということで迷われることが多いようです。
コリを感じた時は、コリにジワーッっと浸透するように、ゆっくり入れます。
動きが早いと、クライエントは痛みを感じ、力が入ってしまいますので、逆効果。
ゆっくりじわじわほぐしていきます。
本当に自分が思っている以上にゆっくりで。カタツムリの速度くらいで動いてくださいね。
太ももの筋肉が分厚いところの力の入れ具合の目安は、骨に到達するイメージです。(実際は到達はしませんが)
ここもゆっくり、幅広く奥深く浸透するイメージでいきましょう。
力を入れるべきところをゆっくりすることを意識するだけで、マッサージにもメリハリができ、クライエントの満足にもつながります。
本日は、初心者のセラピストが迷いがちな「セラピストが疲れないためのチェックポイント」をご案内しました。
もし、何かご質問などありましたら、遠慮なくご相談やお問い合わせくださいませ。
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