こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
台風が近づいてきています。
そんな時期になってきましたね。
毎日、天気予報とにらめっこです。
昨年は、豪雨災害なども多く、大変な年でした。
今年は、火事の事故が多いように感じます。
どちらにしても、心が痛むもの。。。
自然が起こすトラブルを乗り越え、頑張っていかなければいけません。
人間関係でもそうですね。
どんなに仲のいい人同士でも、考え方がそれぞれの違う時もあり、時には喧嘩になりそうな場面になると思います。
【「相手が間違い」と思っている】
人は、基本的に「自分が正しく、自分の意見と違う人は間違っている」と捉える心理があります。
これは、だれでもみんなが備わっている、人としての心理です。
「人の意見は多数ある。だから違う意見の人も受け入れますよ」と思える人もいらっしゃいますが、これは「理性」での判断で「大人」の考え方なんですね。
一瞬は、本心である「相手が間違ってる」という心理になり、パパッと理性で「いろんな意見がるから」と判断しているわけです。
お互いにそう思っているので、人間関係ではトラブルが起きても仕方がないんですね。
まったく、自分と同じことを思う人なんていないんですから。
ただ、それをボンと出してしまうか、黙って考えるか、適切に表現して共有できるか、の違いです。
【時にはぶつかってもいい・・・くらいの気持ちで】
ぶつかるときは、ぶつかっていいと思うんですよね。
そして、そのトラブルを乗り越える。話し合って、理解しあう。
一番ダメなのは、グッと押し殺して我慢してしまうこと。無かったことにしてしまうことです。
無かったことにしているつもりで、心の奥では無くなっていないんですね。
そして、トラブルになった原因も解決されていない。だからまた同じことを繰り返す…。
このブログを読まれている方は、そういう辛さも感じておられるのではないでしょうか。
本当に流せることが出来る物事でしたらいいんですけど、本心はいかがですか?
ぶつかるのが怖くて、自分を殺してしまうのは、その時は楽かもしれませんが、あとあと自分を苦しめます。
「怒らない、不快なことを言わない」というイメージを相手に植え付けてしまい、相手は容赦なくなってきますし、後でキャラを変えることは難しいことです。
そして、お互いに理解する機会がなくなるので、相手のためにもなりません。
【喧嘩を乗り越えるスキルを身につける】
わざわざ、喧嘩する必要はないと思うのですが、喧嘩すること(トラブルになること)を怖がっていても、ダメなんですね。
私は昔、「一度相手を怒らせたり、不快にさせたら、一生取り返しのつかないことになる」という根拠のない信念に囚われていました。
「喧嘩=一生の別れ」と思っていたのですね。
しかし今は、
「トラブルがあっても、乗り越える信頼関係を作る」
「喧嘩ではなく、話し合えるコミュニケーション力を身に付ける」(アサーションと言います)
という考え方に変わり、人間関係がよくなってきました。
慣れていないと、最初は難しく戸惑いますが、自分で思っている以上に相手は話を聞いてくれます。
私は、大人になって、この感動が大きかったです。
「家族より、他人の方が私の気持ちを聞いてくれる」
「みんな優しいな」
「理解しようとしてくれる」
そう思えるようになってきて、人への安心感を感じることが出来ました。
そうすると、思わず喧嘩になったとしても、「ごめんね」と謝ることが出来たり、いつまでも引きずらずに素直になれたり、喧嘩からの回復までの時間が短くなりました。
喧嘩をしないことよりも、この回復をどうできるか、というのが大切なんです。
”喧嘩を吹っ掛けなさい”という意味ではなく、「喧嘩になることを怖く感じ、我慢して、物事を進展させないようにするのは止めよう!」という意味合いです。
こういう心がけで、人間関係が楽になりますので、ぜひ一歩前に踏み出してみてください。
☆こころとからだのカウンセリングルーム「coco-cara」(大阪・難波)
LINE(チャット)カウンセリングで、プチカウンセリングを受けてみませんか?
場所を問わず、お悩みを話せることが好評です。恋愛系のご相談に人気です。
(3,300円/60分*予約制)
★今すぐ気持ちを聴いてもらいたい方へ
近くで悩んでいる人がいたら、お伝えください。
その一言が「ひとりじゃないよ」」のメッセージになります。
Comentarios