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心をオープンに【自己開示】

更新日:2022年5月2日

こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。


【心をオープンにする】

あなたは人に、どれくらい自分の事を話していますか?

最近行ったカフェの事、昨日見たテレビの感想、そして自分の気持ちや思いなど・・・。

「自分の事」と言っても、簡単なものから深いところまで幅が広いですね。


そして、相手によっても話す程度は変わると思います。

信頼できる相手、挨拶程度の相手、もしかすると、お仕事などで全く知らない人に自分の話をしている人もいるかもしれません。


自分の事を話したり、表現したりすることを「自己開示」と言います。

心理学では、この自己開示なども含めて、自分の事を人に知ってもらえたぶんだけ、楽に生きれるという理論があります。(ジョハリの窓)

人間は、自分の事を隠すより、心をオープンにした方が良い、ということです。



【無意識に隠してしまっている】

私自身、自己分析していたら、意外と「人に自分の事を話してないな」と気づきました。

気軽に話はするものの、「必要以上のことを話してない」という状態。


雑談中でも、相手にとって有効になるだろう、と思う事しか話していない傾向です。

例えば、グルメな人に、最近行った美味しかったランチのお店をお伝えする、とかです。


一見いいように見えるかもしれませんが、これは私個人の判断で話の内容を選別しているので、相手には制限がかかった情報しか入りません。

何気なくしゃべった内容のほうが、私自身を表すことが多いうえに、その内容が、相手にとって有効なこともたくさんありますよね。

たまたま入ったカフェが空いていて、良かったわ、と感想を言ったことで、その人が今度利用してみようかと思われるかもしれない、とかね。


何かを見て、感じたこと、欲しいもの、嫌だったこと。。。

その内容が、相手や自分にとってマイナスになるかも、と思い、無意識に隠してしまっているということも考えられます。


「ジョハリの窓」の視点からすると「マイナスかプラスか」と考えてしまうこと自体、もう制御がかかっていて、自分が楽に生きられない世界になっています。



【話せないのは、良いかっこをしている自分】

なぜ、話を制限しちゃうのか。オープンになれないのか。

”嫌われたくない病””良いかっこしい”が、顔を出してきています。


例えば、私の例でしたら、相手が得になる事を話さないと、とか、合わないことを言ったら自分がかっこ悪くなる、とかの思いが、心を閉じ込めさせてしまい、自由を無くしてしまいます。

楽に生きられていない証拠ですね。


「こんなこと話しても無駄かな。面白くないんじゃないかな」と思っているのは自分だけで、その話を聞いて判断するのは相手ですし、もし面白くない、と思われたとしても、”私”の価値は落ちるわけではないのです。


そして、もし自分が相手の立場だったとしたら、素直な自分を語ってくれる方が嬉しいと感じられるのではないでしょうか。

もし今、ここに違和感を感じてしまったなら、「自分の事を好きになる事」から始めていきましょう。

素直な自分を出していっていいんです。


それと、「やっぱり、これは誰にも話せないわ」ということがあれば、そんな自分がいるんだな、とだけで、とどめておいてください。

無理やり話すのは、心に負担がかかります。いつか、どこかのタイミングで解放されるといいですね。



【まとめ】

・自分が頭で選別した話は、制限がかかっている。

 相手や自分にとって、「良い話」は、どんな会話の中にもあることを知る。

・自分の事を好きになり、心をオープン(自己開示)にして、楽に生きる。

・話せないのも自分。そのことにダメ出しはしない。


もちろん、どんな人にでも、どんなことでも話した方が良い、というわけではありません。

自分の、相手に対する信頼度を信じて、差をつけていくべきです。

信頼できる人なら、気にすることなく心をオープンにしてもいいですよね。




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