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自己受容

更新日:2022年5月2日

こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。


今期のドラマの、NHKの「正直不動産」がお気に入りです。

以前にコミックで読んでいまして、ドラマでも面白いです。

ビジネスとして不動産業界のことや、ちょっとした裏側も知ることが出来ますよ。


嘘八百でトップセールスを続けていた営業マンが、

ひょんなことから嘘をつけない体質になるというお話。

(プライベートでも嘘八百でした)


そのため、今までしていたような営業スタイルは出来なくなり、

もちろん営業成績は激落ちなのですが、

そこで、この主人公の強みが発揮されます。



【主人公の強み「現状の自分の受け入れの早さ」】

突然嘘がつけなくなり、そのため仕事ができなくなったので

本来だったら、「なぜ、こんなことになったんだ!」と周りや自分を恨むことになるでしょう。

(もともと、自分が悪くて、そうなったんですけどね)


でも、この主人公は、そうなった理由がわかったら、すぐに

「そうなったら、なったやり方(正直なやり方)で成績をとってやる!」という

思考にシフトチェンジするんです。

そして、はやり元から出来る人なのでしょう。正直に話してしまって壊れた商談を

自力で立て直す、というストーリ―になっています。


漫画の展開なので、そうなるところもあるかもしれませんが、

現実での日常生活でも、何か上手くいかなくなった時、

「現状の自分を受け入れる」という、その姿勢は、とても大切です。

なかなかできないこともありますが、出来るだけ早く

そうなりたいものです。


仕事でも、落ち込むときありますよね。

出来ていない自分にとらわれて、あれこれ考えてしまいがちですが、

その状態は、自分に嘘をついている状態。

自分に嘘をつくというのは、心を無視しているので、

じわじわ心をむしばみ、苦しみの原因となります。

その苦しみだけが積み重なり、前に進むこともできません。

辛いですが、自分に正直になる事が必要です。


私も落ち込む、肌の老化(言いたくありませんが…)とかもそう。

否応なしに自分の年齢を突きつけられます。

そんな時に、20代の時は良かった…とか思ってしまいがち。

でも、それは抗えない事実で、それこそ「そうなったらなったで、その年齢の

魅力を作ろう」と切り替えられたら、新しい自分で充実できてきます。

また、現状をしっかりと把握したら、改善や予防も出来ます。



【突き刺さるセリフ ”完璧な家はありません”】

不動産は高い買い物ですし、生活に密着なので、自分の理想を求め過ぎてしまう。


これも、人にも当てはまると思います。

人間には”完璧”なんてないのに、やはり同じように理想を求め、そうでない自分や周りに

落ち込んだり、攻撃したりしてしまう。

それで、もっともっとと、追求し続けてしまいます。


自分の希望や理想と、現実を見合わせて、折り合いをつけていく術を

身につけていかなければいけません。

こういう考え方は、思春期の時から身につけ始めていきます。


ドラマでは、正直な営業の良さから、人とのつながりを感じ、

今までになかった喜びを感じ始めている主人公。

素敵な流れです。。。


でも、何でもかんでも正直がいいとは限りません。

大人の社会は、「本音と建て前」でなりたっているもの。

そして、「優しい嘘」もあるでしょう。

「言わないでおく」という場面もあるでしょう。


それを、良い悪いと白黒つけたり、明らかにしようとし過ぎると、

ややこしくなる場合があります。

このことに気づき、調整をしていくのも、思春期が始まり。


思春期は、子どもの心から大人の心になるための、とても大切な時期ですね。


そして、”本音”を、ちゃんと吐き出せる場所を見つけると、心が安定します。


心理学に結び付けさせていただいてますが、「正直不動産」はそういうの関係なく

面白いです!


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