こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
まだまだ、残暑厳しく、暑さもおさまりません。
その時に美味しいのが、アイスクリーム。
【アイスを溶かして食べると美味しい】
近年、「アイスを少し溶かして食べると美味しい」と宣伝されているのを目にするようになりました。
今年は、特にアイスクリーム特集をよくテレビで見ていて、「味はピスタチオが人気」「少し溶かして食べる」は、何回も聞きました。高級アイスクリームのような味になる、という情報です。
それでも、私としては「アイスは溶けてはダメ」「カッチカチのが美味しいんだ」と思ってしまい、溶かす勇気が湧きません。
しかし先日、親が「あずきのアイスクリームが固すぎて、歯が怖い」と言うので、「アイスクリームを少し溶かして食べたら、より美味しくなるって世間では言っているから、ちょっと一緒にやってみよう」と、5分ほど置いて食べてみました。
「美味しい・・・!」
あの、カチカチをボリボリ食べるのが、あずきアイスの正式な食べ方だと信じていた私でしたが、それ以来、手の平を返したように、溶かして食べています。
程よく、サクッとした触感になり、スルスルと口に入っていくのが、心地よいんですね。
あずきアイス以外のアイスも、少し溶かして食べるようになり、美味しさを感じています。
カチカチを一生懸命食べるのも良かったのですが、溶けかかりの喉越しがヤミツキになります。
【よく溶かそうと思ったな・・・】
食べながら、「最初に気づいた人って、本当に、よく”アイスというものを溶かしてやろう”と思ったよなあ・・・」と感心してしまいます。
幼いころから、アイスを買って来た時は、親から「溶けない内に、冷凍庫にしまって!」「あ!!もう溶けてる!(汗)」と急き立てられ、アイスの溶ける溶けない問題は、家ではおおごとでした(おおげさですが)。
アイスとバターは溶かしてはいけない、というのが家では、よく言われていました。
確かに、一度溶けてしまったアイスを再度凍らせると品質が落ちるということはあるようですね。
そして、溶けかかりのアイスはポタポタと雫が落ちやすく、「早く食べなきゃ」という焦り。
そんなこんながあり、私には「アイスが溶けること」=「悪」になっていたようで、わざわざ溶かすなんて、ありえない、そんな風に思っていたのかもしれません。
【今の価値観の逆をしてみる】
より明るく楽しく生きていくためには、今までの価値観を逆転するくらいの発想が必要なんだな、と思いました。
「逆転の発想」というと、ピンチの時によく聞くことではありますが、困っていない日常生活でも沢山あるもの。
日常生活のすべての事に逆が存在しているわけですから、色んな考え方や、やり方ができるということなんですね。
心理はややこしいもので、自分の中で「これであるべき」と思っているものが緩んでいないと、良い状態の場に遭遇しても良く感じない、というものでもあります。
今回、私は「アイスを溶かして食べると美味しい」という事前情報を知っていたことが、大きかった。
もし、この情報を知らないと、少し溶けて美味しい状態であっても、「溶けてるのは悪」と思い込んでいるので、美味しくは感じていなかったでしょう。
それだけ、人は、今の自分の価値観を優先してしまう、という癖があります。
【自分の常識を疑ってみる】
カウンセリングでは、ある程度の所まで進んでいくと、「自分の常識を疑ってみる」という作業が出てきます。
そして、ものごとの捉え方を出来るだけファジーにしておき、どんな物事に遭遇しても、現実的な対応ができていくと、生活が楽になり、楽しくなっていきます。
新しいことのチャレンジもしやすくなってきますね。
「本当に、それ以外の考え方はないのか?」
「今の私のやり方はベストなのか?」
「私は、それが心地よいと思っているの?」
「出来ない、と思って諦めていない?」
考え出すと、自分に色んな疑問が湧いてきます。
今までのやり方も大切にしながら、新しい自分のアイテムを作っていく、という作業です。
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