こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
今年も6月、半年目になりました。
今日は、時が解決してくれたことのお話です。
近年、有名人の訃報が多いですね。
最近も（特に関西で）身近な方々の報告が多く、とても残念な気持ちになります。
昨年は、特に私個人的に好きな有名人（特に歌手）の訃報に戸惑いました。
今回は、その報道が見ることが出来ないくらいショックでした。
歌手の方であれば、曲が聴けない日々が続きました。
私の周りでは、曲を聴くことが追悼というタイプもいましたし、母は「それはそれ、これはこれ」という考え方なようで、まつわる病気についての番組をみるのもへっちゃら。
かたや私は、見たり聞いたりすると、元気で笑顔で話している姿を思い出してしまいメソメソしていたもんで、温度差がすごかったです。（確かに、普段であれば私も前者。）
音楽は、人生にも密接なものですね。
特に音楽に興味がない方でも、「この曲を聴くとあのことを思い出す」というのは一つ二つあるのではないでしょうか。
若い時好きだった曲は、若い頃の思い出とつながりますし、その頃の自分の思い出の一部の歌手が亡くなるというのは、より思いが強くなります。
もう、これから歌を歌う姿を見ることが出来ない、シンガーソングライターであれば、もう作品は生まれないのか、もっともっと歌いたかったのではないか、などと思うとかなり落ち込みました。
一時的に、音楽全体を聴くことが出来なくなる…という有様でした。
そして、この6月ようやく、聴けなかった音楽が聴けるようになりました。
ふと「聴いてみようかな」と思えるようになってきたんです。
あれだけ苦しかったのに。敬遠してたのに。
よく「悲しみ、苦しみは時間が解決してくれる」といわれますが、本当にその通りなのだな、と実感しました。
また翌日はダメになってしまうかもしれませんが、またふと「大丈夫」と思える時がある。
割り切れない苦しい気持ちを感じたり、時には蓋をしたり、また沸き上がった気持ちを感じたりしながら、その繰り返しで、元に戻っていけるのだろうと思います。
楽しいことや素晴らしい経験だけが、”人”を作るわけでなく、ネガティブな経験が人を作るとも言われます。
渦中は苦しすぎて、乗り越えた時に分かることではありますが。
喪失、というのはとても苦しいものですね。
想いの深さにより、かかる時間は長短ありますが、時が解決してくれると信じて、共に頑張っていきましょう。
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★今すぐ気持ちを聴いてもらいたい方へ
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その一言が「ひとりじゃないよ」のメッセージになります。
人によって、心の対策はケースバイケースです。
今回の内容が、今のご自身に合っていると思われましたら、ご参考にしていただければと思います。
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