こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
先月体験した、ワークショップレポート②です。
今日は、私の曼荼羅アートの流れです。
参加者のTKN心理サロンの生徒さんのご協力で、可愛い看板の作成、お花などの飾り付けがあり、とても和やかにワークショップが始まりました。
毎日の検温、こまめな消毒など、安全対策もばっちりでした。
(無事終わって良かったです。)
こちらも生徒さんが飾ってくださったもの。
エサレン研究所の写真です。
また、行きたいな・・・。
さて、曼荼羅アートワークショップの始まりです。
参加者は、10名ほどで、TKN心理サロンの生徒さんです。
真っ白のキャンパス。
まずは、自分が感じた下地の色を塗っていきます。
自分との向き合いの始まり。
今回は、水色のイメージでした。
昨年は、自分の考えたイメージの下絵を使いましたが、今年は定型の下絵にしました。
この下絵タイトルは「虹のアナンダ」です。
とてもシンプルで、曼荼羅チックですね。
これを、キャンパスに写していきます。
そして、「ペルソナ」の自分を描いていきます。私の中では、
「より丁寧に」
「よりキチンと」
「はみ出してはいけない」
「ハッキリと表現しよう」
「初めに塗った色の対照的な色を次に
塗ろう」
…などのような気持で塗っていっていたと思います。
ペルソナは、「こうすれば、人(親)に嫌われないだろう」と思っている自分でもあります。
確かに、このセリフたちは、幼い時から対外的に行動している自分を表していると思います。
人によっては、全く反対のセリフが、「人に嫌われないようにしている」状態かもしれません。
朝から始まり、夜7時、この状態で1日目が
終了。
2日目、昨日の続きを黙々と行い、昼過ぎに一応「ペルソナ」の自分の表現が終了しました。
もっともっと、丁寧に、きちんと描きたい!と思えてもきます・・・。
(神経症ですね)
さて、これから、「シャドーの自分」を描いていきます。
先ほどの、ペルソナの自分を自覚しているからこそ沸き上がってくるシャドーの自分。
じっくり、ペルソナの絵を見つめてくると、色んな気持ちが湧いてきます。
「こんな私、面白くないな」
「もっと、羽目を外してもいいんじゃないの」
「単純で、のっぺりしてる」
「ぼやけて、存在感がない」
とか、(自分の中では)綺麗に描いているはずなのに、違和感を感じてきます。
シャドーは、人(親)に嫌われないようにしている自分と反対ともいえる人格。
普段は、無意識の中にいる私。認めたくない私。ダメな私。(←と、自分が勝手に思っている)
その向き合いが、とても難しく、抵抗が起こってきます。
昨年は、土台の絵を消して、上から描くことで表現をしましたが、今年の私の目標は「付け足していく事」。
土台の絵に、描き足すことでシャドーを表現しようと決めていました。
でも、私の癖(抵抗から来るのでしょう)ですね。
すぐ、今見えていることを消去したくなる。描いては消し、描いては消しをしたくなる。
それをグッと抑え、見えているものは残し、付け足していく事を心がけました。
そんなこんなを付け足していき、これ。
でも、今見ると、内側(中心)から湧いて出てきていない感じですね。
色んな思いがありましたけど、この時に、
「なんで女らしい恰好をしなきゃいけないんだ」という気持ちが強かったです。
でも、女性らしい服だったり、装いをすること自体は好きなんです。
でも、それを見られるのが嫌で嫌で仕方ない。
この辺の矛盾が、なんなんでしょう。
本当は、奥底に「目立ちたい自分」がいるのかもしれません。
確かに、「目立つ自分」は、私の中のシャ ドーです。 表面上(意識的)では、あり得ないと思っています。
「目立ちたい」というと、語弊を招くかもしれませんが、普通の人であれば、「そんなこと当たり前」という通常の範囲だと思います。
普通に、人として、女性として。
そんな当たり前であろう私は、ダメなんだ、と感じていた自分がいる。
そして、必要以上に控え目に隠れている。
(うすうす気づいていた私かな。)
そして、3日目の朝、会場に行ってみると、ワークショップリーダーの先生からの、私へのテーマが置いてありました。
参加者全員、各自に沿ったテーマを見て、皆さんもそれぞれ思いを感じておられました。
このテーマを、どう自分に落とし込むか。
時間も制限があり、今回は、この作品で終了。
まだまだ、描き足りないですね。
ワークショップから1か月経った今、このレポートを書いていますが、それだけの時間をかけて、やっと感想が書けたという感じです。(それでも明確ではない)
まだまだ自分に対してのモヤモヤは続いているし、分かっていない自分の存在があるのが見えたし、「本当に私は何なんだ?」という疑問が湧いてくる。
これは、人生をかけて分かってくるもので、
人はみんな、自分では分かっていない所が多いのです。
このワークショップの冒頭では、「私は誰?」という自分への問いかけをする時間がありました。
まさに、一周回って、振出しに戻った終わり。
今の感想は「私って誰なんだ?」です。
でも、先生も仰っていたのですが、この自分を知る作業は、螺旋階段と一緒なのだそうです。
自分では、元の位置に戻った、と思っても、間違いなく一段上に上がっている。
日常は、こんなことを考えながら生活していられません。
でも定期的に、非日常の空間で、じっくり自分を見つめ直す、そんな時間を持てることが大切なんだと改めて分かりました。
私の向き合う課題が見つかりました。
☆お悩みやご質問などがありましたら、お気軽にお問い合わせください☆
★近くで悩んでいる人がおられたら、カウンセリングという世界をお伝えください。
その一言が「一人じゃないよ」のメッセージになります。
こころとからだのカウンセリングルームcoco-cara (HP) https://www.cococarawarm.com
今すぐ気持ちを聴いてもらいたい方(外部HP:https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/)
コメント