男女の出会い いま・むかし
- coco-cara
- 8月13日
- 読了時間: 4分
こんにちは。カウンセリンルームcoco-caraです。
カウンセリングでは、恋愛の悩みがつきません。
恋人がいてもいなくても悩みますし、好きな人がいても悩むし、好きな人が出来ない事でも悩みます。
職場、学内などで自然に好きな人ができたら良いですが、その範囲内で気になる人がいない場合、今の若者の異性との出会い方は、けっこう大変そうです。
私が若い時(20~30年くらい前)は、合コンはガッツリ出会いの場でした。
今の合コン(男女混じって食事をするなど)は、友人同士が集まって楽しむというのが強い感じ。
30年前の合コンが「友達を誘い合っての男女の出会いの場」でもあったことを今の若者に話すと、結構驚かれます。
しかも、とりたてて派手な子だけでなく、(私のような)地味な子も、普通に友達に誘われて出会いの場を楽しんでいました。年ごろの子は、どんな子でも一度は普通に行ってたと思います。
同性は友達同士、または同性の友達を呼んだチーム(4:4くらい)。
女性幹事と男性の幹事が友達、のパターンが多かったでしょうか。
「紹介」の拡大版ですね。
絶対友達がいるので、始めましての異性に会うのも怖くない。ハードルが低くなり気楽に行きやすかったですね。
合コンですぐ恋人を見つける子もいたし、私は気の合う異性チームとサークルを作り、定期的に皆で遊んだり、その友達を連れてきたりと総勢20人くらいで、グループ交際的な出会いの場を設けていました。
皆も気を遣わずに出入りしていたものです。
バーベキューしたり、ドライブしたり、イベント行ったり、月ごとに幹事を持ち回りで企画したりと、とても健康的なものでした。
その中から、好きな人を見つけたり、結婚した友達もいましたし、恋愛慣れしていない子は異性と話す楽しさも経験できたようです。
(私もグループの中でモテてる女の子の様子を見て、よく勉強してました)
最初にたくさんの異性と会って、良いなと思った人と連絡先を交換し、個人的に会うという流れ。
入口がオープンな感じでしたね。
知ってる仲間なので、相談もしやすい。
このような出会いの場は、ちょっと若者も羨ましいようです。良いなー、と言われます。
でも反対に、大勢と会うのは嫌、誘ったり誘われたりが面倒くさい、というのも今の若者の特徴でもあります。
今の出会い方で主流になっているアプリでの出会いは、単独行動。コスパ、タイパ重視。
アプリで個人的にアプローチして、色んな人と1対1でSNSでやり取りをしてから、実際に会う、という流れ。
そして、アプリの出会いは、独特の流れがあるようです。
私の昔の出会い方の感覚で話すと、ずれてしまうので気をつけないといけません。
話を聞いていて、私世代としては「一人で何でもやらないといけなくて大変だなあ」と感じてしまいました。
なので、「実際会ってみてガッカリすることが続き、恋活がしんどくなる」というのを聞くと、「そうだろうなあ」と思います。
アプリのやり方は、自分がどんな人が好きで、異性に何を求めているか分かっている人であれば、効率よく相手を見つけられるかもしれません。
でも、そうでない場合、一人の人に費やした時間と結果に疲れてしまいますよね。
そして、だんだんゲーム感覚になるのだそうです。
「いいね」を押した相手に無視されることが嫌だった人が、だんだん「そういうもんだ」と割り切っていき、自分も簡単に無視ができるようになる。
そういう自分に嫌気がさしてきた、という悩みもあります。
ある意味、ドライでないとしんどくなるのです。
では、どのような人が好まれるのか?
今は「距離のつめ方」を大切にする時代なのではないかと感じます。
出会い始めは、相手のことが好きでも、(絶対と言っていいほど)グイグイいくのはご法度のようです。
(昔はアリだったと思うのですが…)
「自分の事を気にかけてくれるけど、テリトリーには入り込まない」という距離感が良い感じ。
「距離を取る」ではないので、注意です。
まずは安心感なのかな?そういう距離で接してくれる人が好まれるように感じます。
いまとむかしでは、出会い方も好まれる進め方も大きく変わりました。
距離の取り方については、また別のコラムでお伝えしようと思います。

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