こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
【心理系ゲーム】
心理関連の情報を見ていると、心理学の内容が体験できるスマホゲームを見つけ、やってみました。
グラフィックも綺麗で、内容もシンプルで分かりやすくて、面白かったです。
ゲームは、「ALTER EGO」。
(作成されてから久しいようで、今頃ですみません。)
選択肢を選んでいくアドベンチャーゲームで、エンディングが複数あるもの。
ゲーム的には、全部のエンディングを獲得する事、トゥルーエンディングの獲得する事も大切ですが、今回は、カウンセリング的要素からブログを書いていこうと思います。
私は、セルフカウンセリングのようにトライしておりますが、アドベンチャーゲームとして、心理ゲームとして、楽しいゲームだと思います。おすすめ。
以下、私なりの見方、捉え方で書かせていただいています。
【ポイント稼ぎが心への問いかけになっている】
このゲームの中では、自分の深層心理を探る心理ゲームを体験することが出来ます。
心理ゲームを受けるためには、ポイント稼ぎが必要なのですが、そのポイント稼ぎも(心理学的に)すごい。
自分がカウンセリングを受けている感じがしました。
吹き出しに書いてある言葉が次々に出てきて、それをタップすることによって、ポイントが稼げる。
でも、その言葉と言うのが、心にずっしり、重いチョイスなのです・・・。
最初は何気なくタップしてましたけど、その言葉を目にする時間が長ければ獲得するポイントが高いと分かり、じっくりその言葉をみていると、だんだん自分の心に刺さってきます。
タップしなくてもポイントが稼げる手段があるようですが、そこはあえて、自分を見つめるために心に響かす(←私のMの部分 笑)。
まず最初の言葉が、「私って何?」です。
カウンセリング要素直結の言葉ですね。
何回も出てくる言葉なんですが、だんだん「その気」になってくるんです。
自分でも「私って何なんだ?」という問いかけを、自分にしていっている感じ。
たくさんの重い言葉が襲ってきて、ポイントが稼げる半面、同時に心にもズシズシ響いてきます。
ある程度ポイントが溜まったら、心理ゲームを受け、結果も出ます。
「物事をはっきり決めたい白黒派」とか、なるほど、自分が気になってる結果がズバッと出てきます。
そして次の心理ゲームまで、またポイント稼ぎ。
先にした心理ゲームの結果から、襲ってくる重い言葉は変わってきます。
自分が受け入れられる言葉だったら、すんなりタップできますが、受け入れたくない言葉も出てくるようになり、またまた心揺さぶられます。
言葉に揺れ動くということは、こだわっている証拠。
それらの言葉を自分なりに解釈してみると、「人と比べて生きている、自分らしくない人生」と読めるかもしれません。
痛い所つくな~・・・っていう思いになりながら、ひたすらタップ。。。
だんだんストーリーは進み、「衝動・本能」の言葉をタップできるようになります。
いわゆる、心の叫びの言葉。
これは、最初タップできませんでした。指が避ける。
無意識ですね。自分の中で、よほど受け入れがたい思いなのでしょう。
でも、思い切ってタップしたら、この言葉は高得点なのです(笑)。
そして、それを複数回タップすることによって、なんだか自分に馴染んでくるんです。
「別に、そう思ってもいいんだ」という感じになってくる。
この、「私って、そう思ってるんだな」と思えることが、自分らしく生きる一歩。
「こう思っちゃダメ」「思いたくない」とダメ出しや拒否をすることが一番自分を傷つけることだし、前にも後にも動けない、ネガティブな世界に留まっている状態。
どうにもこうにもしなくてもいい、「私は、こう感じている」と受け止めることがまず大事。
(できた私を褒める!)
(そして、「なぜ、そこに拘る私がいるのか…」という教育分析が始まるわけですが、それは今日は割愛します。)
私的には、この自分の心に問いかけていく仕組みが、十分に価値があり、感動したゲームでした。
放置ゲームでもあり、時間を空けて進めることも可能です。
でもその分、感情が途切れてしまうので、セルフカウンセリングとしては短時間で集中してやりたいな、と思いました。
そして、違う日にトライすると、また違う感覚を得られそうです。
以下は、「なぜ悩みが発生するか?」を理論的にまとめたものです。
ゲームをしてから読んでいただいた方がいいかもしれません。
【「エス」「スーパーエゴ」「エゴ」】
このゲームでは、一人の女性が「エス」という名前で、主人公(私)と会話をします。
心理学をかじってる人であれば、この時点でフムフム…と分かるかもしれません。
「エス」「スーパーエゴ」「エゴ」は、フロイトが言った心理学用語で、人間の脳(心)の三層構造で説明されます。
「エス」は、心の「本能」の部分です。
人間だれしも、生まれ持っているもの。
「~~したい」「~~したくない」などの願望や欲望、嘘偽りのない感情の部分。
個性が出ますし、生きていくうえで大切なものです。
このゲームの中では、「衝動」という言葉が使われています。
「スーパーエゴ」は、心の「理性」の部分です。
これは、人間が成長する中で、培っていく後天性のもの。
家庭や社会の中で、2歳前後から徐々に「しつけ」や「マナー」として学んでいきます。
こんな小さいころから始まっているんですね。
「トイレに行きたくなったら言う」「ご飯は座って食べる」などの身近なことから、「勉強はするべき」「人には優しくしないといけない」「男らしく」「女らしく」も、この部類です。
生まれ持った本能だけでは、人は社会で生きていけませんから、周りの大人から「ルール」を教えてもらいます。
必要最低限、常識的に学ばなければいけない事から、人によっては厳しすぎるしつけ、学ぶ機会がなく緩すぎてしまう事まであり、個性が出てきます。
このゲームの中では、スーパーエゴは「壁男」として、女性「エス」からは敵のように現されています。
壁男も、エスの事は嫌いみたいです。
「エゴ」は自我といい、心の「ジャッジマン」です。
エスとスーパーエゴの調整役。
ある時は「本能に従おう」、「今は理性(ルール)を優先しよう」と判断、指揮を司る役目です。
エス(本能)が悪くて、スーパーエゴ(理性)を常に優先しないといけない訳ではありません。
でもエスにばかり従っていては、暴走し、社会で生きていけなくなります。
エゴ(自我)の力が弱く、エスとスーパーエゴのバランスが取れない時に悩みが発生します。
どちらか答えを決めてしまえば悩まず苦しくないのですが、ジャッジマンであるエゴが右往左往し、「どうしたらいいの~」となっている状態が、悩みの辛さ。
遊びの時と仕事の時では、エスとスーパーエゴが出てくる割合も変わってくるでしょうし、全体をみて、このエゴのコントロールが、ケースバイケースで上手くできるようになるのが理想です。(エゴの確立)
このコントロールの仕方も、周りの大人によって小さいころから失敗を繰り返しながら身につけていくもの。
周りの大人が全部決めてしまっては、訓練できる機会を失ってしまいますので要注意です。
【まとめ】
心理系スマホゲーム「ALTER EGO」で、自己分析をしてみました。
深層心理ゲームでは、私は”ルールを重んじる要素”と、”自分で何かをしていきたい要素”が強いようでした。
窮屈すぎるルールを持っており、少し緩める、というのは、いつでも私の課題です。
自己分析に終わりはありませんね。
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