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マウントを取りたがる、マウンテン女子

更新日:2021年5月13日

こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。


オフィスの風景

【マウンテン女子】

最近また、「マウントを取る」という言葉が再燃してきました。

数年前に一度、「マウンテン女子」という言葉が流行ったことがあります。

それが言葉として定着した感じでしょうか。

男女関係なく、使うようになりましたね。


マウンテン女子は、「女の子同士で、相手の上に立ちたい言動をする女子」のことでした。

悩みを聞いてる時に、話を聞くだけでなく何かを教えてあげようとしたり、 「そんなんだからダメなんだよ」みたいなことを言ったりすることも。

上から目線発言が多い女性です。

自分がされたらムカっとくるし、「私もしているかもな…」と反省することもしばしば。



【「私が基準」的な発言】

①私の失敗

私は昔、友達が今までのイメージと違うことした時に、「そういうことするイメージじゃなかったわ」とよく言っていました。

例えば、アウトドアはしなさそうな友達が「キャンプをした」と話してくれた時とかに、ポロッと言っちゃう。

私としては、新しいイメージとして、好意的に捉えて感想を言っているつもりなんですよね。

でも、こういう発言も、上から目線になるようです。


逆の立場からすると、「どんなイメージだったんだ」「勝手に決めるなよ」「前はあかんかったんかい」と思われても仕方ない言葉。

無意識に出る言葉って、怖いですよね。。。。

「勝手に相手のイメージを作り上げてたら、あかんな」と反省。反省。


相手を褒める時に、私の価値観はいりません!


②私の失敗

中には、「そんなことないよ~、私もそういうこともあるよ」というのも、マウントを取る言葉の部類になるようです。

友達が「こんなことしちゃった私って、ダメだよね」とか言った時とかに出る言葉。


・・・言ってるかも・・・!!(汗)


これがマウントを取る言葉になるんですね~。

「あなたのような素敵な人でもやってしまうこともあるんだから、気にしなくてもいいのね」と思ってもらいたいってことですか?(←ややこしい)

そんなつもりはありませんが、無意識に、そういう上から目線でアドバイスをしたいと思っているのかも・・・。


でも、確かに「自分を基準にして、あなた」という発言に聞こえます。

そして、自分ではそういうつもりはない、と思っているところがマウンテン女子の証拠です(気づいていない)。



【上に見てもらいたい願望は劣等感からくる】

相手にアドバイスをしたり、「そんなだからダメなんだよ」というタイプのマウンテン女子は、相手を思いやっているつもりで、何とかしてあげたいなと思ってるのだと思います。

ですが、実際嫌われてしまうのは、相手を下にして、自分を上に見てもらいたいという言動だから。


このようにマウントを取ってしまう原因は、必要以上の「劣等感」から来ます。

自分は劣っていると思っているから、必死で自分の価値を上げたくて、相手を下げるような見方をしてしまうのですね。

「あなたって、すごいですね」という言葉が欲しい。


普通の人の対応は、「対等」です。

もし、「こんなことしている私って駄目ね」と友達が嘆いていたら、「嘆くこともあるよね」「つらい思いをしているんだな」という捉え方です(一例)。



【まとめ】

もし周りにマウントを取る人がいたら、「弱さを隠して(知らないで)強がっているんだな」と思うようにして、気にしない事です。

そして、もし私もしているかも、と気づきがあった時は、その「劣等感」は何か?どこから来ている劣等感なのか?を知ることで解消されます。


ちなみに、劣等感自体は悪くなく、人はみんな持っているもの。嫌わないでくださいね。

劣等感が全くない場合、成長が無く、裸の王様状態で人生を送ることになります。

バランスの問題で、劣等感が強く出過ぎた場合、対人関係を壊すことになるということです。



 #職場・仕事の心理学




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