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嫌いなのに好きと勘違い【恋愛の悩み】

こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。


あなたは、自分の好きなタイプの異性は、「自分に合っていて、幸せになれる人である」と自信がありますか?


よくある恋愛の悩みの一つに、「自分が好きな人と付き合うと、必ず破局する。私の事を好きだと言ってくれる人には興味がわかない」というのがあります。

しかも、自分の事を好きだと言ってくれる人のことは、恋人としては興味がないけども、人間的には良い人だと思う…というもの。


これは、男女ともにあることです。

なぜ、良い人だと分かっているのに、そちらを好きになれず、破局しそうな人を選んでしまうのでしょうか?(もちろん、付き合い始めは永遠だと思っているのですが)


今日は、2つのパターンをご紹介します。



【①良い人が、本当に良い人過ぎる】

これは、良い人がとても良い人過ぎて、魅力を感じない場合。

良い人は、グループの中や組織の中にいてくれると、潤滑油になってくれ、場が安定します。

とても助かります。


もし、こういう人が恋人になったら、優しくて気遣ってくれ、反抗することもない。

他の人が見たらワガママかな、と思うことも許してくれる。いつもニコニコ。。。

自分軸をお持ちで、これだったらパーフェクトで、恋人として逃す手はないのです。


しかし、別の側面で「自分がない」「いつも相手本位の選択」「いつも人の機嫌を伺っているようだ」「貧乏くじをひいてばかりいる」という部分が見え隠れする場合、異性としての魅力に欠けてしまうことがあります。

付き合っていくうちに、なんだか物足りない…という感じですね。


しかし、この「良い人過ぎるタイプ」は、ご本人に気づきが生まれ、自分軸を作れるようになると、幸せになりやすいタイプです。



【②破局するような人をあえて選んでいる】

まさか、破局を前提に付き合うわけないでしょ、と思うかもしれませんね。

意識下では、永遠の愛を望み、結婚したいと思う。

でも、何らかの原因で無意識下で望んでいない場合、人間はこちらの方の行動をとるのです。

これにも色んなパターンが考えられます。


●無意識では結婚をしたくない

口では、結婚をしたい、と言っていても、本当は望んでいない時、わざと結婚に向かないような相手を好きになります。

恐ろしいのは、結婚に向いている相手だったとしても、徐々に結婚に向かないように相手を矯正をかけていってしまう場合もあるのです。

→結局破局になり、口では嘆くが、無意識の方の望み通りになっている。


この場合は、無意識下にある自分の結婚無願望について向き合い、結婚もいいかもしれない、と思うようになっていけることが幸せの一歩。

これは、絶対結婚をしなさい、ということではなく、結婚に対してフラットに考えられるようになる、という意味です。

これができるようになると、幸せになるパートナーを選ぶことが出来るようになります。

結婚うんぬんより、このことが大切です。

そのうえで、結婚をするかしないかというは選ぶことが出来ます。



●本当は嫌いなタイプなのに、好きなタイプと勘違いしている

そんなマヌケな、、、と思うかもしれませんが、嫌いな部分を見たくないため、気づかないのです。


「ストックホルム症候群」という言葉をご存じですか?

実際に起きた事件から、人の心理の動きが分析されました。(その時の地名から、この名前が付きます)


ある銀行に強盗が入り、そこにいた人々を人質に立てこもりが始まりました。

身動きが取れず、銃で殺されるかもしれないという、人質にとっては恐怖そのものだったと思います。

長期間の立てこもりだったそうですが、その間に人質に変化が起きてくるのです。

だんだん、強盗の味方になっていく言動が増え、強盗が仮眠を取る間、代わりに警察に銃を突きつけたり、解放されたとき、強盗をかばったり、この強盗と結婚したいという人まで現れました。

間違いなく、人質には不自由や恐怖を与えていた強盗に対してです。


人の心理として、

「自分を好きでいてくれる人には、温情をかけやすくなる。」というのがあります。

同じ人質の中で、強盗の言うことを従順に聞く人と、反発する人とだったら、殺されるのは反発する人からでしょう。

こういう本能が働き、命を守るために「強盗の言うことを聞き、好意を持った方がいい」という心理になってくるのです。


事件など、一過性の場合ですと、この偽物の好意も消えるかもしれません(でも丁寧なケアが必要です)。


しかし、この「恐怖→好意」という心理の動きが、慢性的に行われていくと、なかなか消えません。

動物は学習し、それが当たり前の価値観になってきます。

これが、慢性的になる環境とは、「家庭」です。


人によって具体的なパターンは様々ですが、幼い時からこのような恐怖にさらされている場合、その対象を好きになろうとし、従順になることにより、生き延びようとします。

嫌いと感じてしまう=死の感覚です。

家庭の中で起きるため、このシステムは慢性的に子どもの心理に組み込まれ、大人になるまで強化され、「好きな恋愛タイプ」になってしまうのです。


例えば、大声で怒鳴り散らし、気分屋の父親。歯向かうと殴られる…。怖いですよね。

そんな時でも(もともと子どもはそうなのですが)、自分を大切に思ってもらいたい(生きたい)ために、父親を好きになろうとする(無意識です)。


そして大人になり、恋愛の際は、父親に似たところを持った、幸せにならない男性を好きになり、父子の関係の再現をしてしまうわけです。

本人も、最初は慣れ親しんだ関係性ですから心地よく、そういう人でないとダメなんでしょうね。

でも、それは生き延びるためだけの偽物の恋心ですから、自分もしんどくなってくるし、もともと男性も良くないしで、破局になります。


この場合は、現実的に父親と異性を見て、「本当に好きなのか?」との問いかけが必要です。

あなたはもう大人で、誰かに育ててもらうことはありませんので、「自由な感覚を持って良いんだ」という気持ちで、父親の嫌だったところ、好きになる男性の嫌なところをしっかり認めましょう。

父親の「嫌いなところ」「好きなところ」と分けるところから始めるのもいいですね。

*例で父親としていますが、男女逆もしかり。


勘違いだった、と気づけば、変えることができます。

自分から見た、ちゃんとした大人の評価で、異性を好きになっていきましょう。



#恋愛の心理学 #好き #勘違い #ストックホルム症候群



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