こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
少し、朝夜が涼しく過ごせるようになってきましたが、まだまだ、残暑が厳しい日々が続いていますね。体調はいかがでしょうか。
この真夏の暑さを乗り越えてこられた自分を褒めて、秋まであと少し、頑張ってくださいね!
そして、夏休み中だったお子さんのお母さん、お疲れ様でした。
無事、2学期に元気にお子さんが行かれるとホッとしますね。
子育てをしているお母さんが、ある時ふと気づく悩みがあります。
お子さんが高校くらいになった時、「この先、夫と会話があるだろうか?」ということ。
今までは、子どもという会話のネタがあったけど、子供が手を離れた時に、夫と二人で話すことが無いことに気づかれるようです。
家族でご飯を食べた後、子どもたちは自分の部屋へ戻ってしまう。
それは、家族より友達などの関係を大事にし始める中学~高校以上の子供にとっては当たり前の行動です。
今まで話してくれていたことも、しゃべらなくなる子供。
リビングに取り残される夫婦二人、シーーーーンとする雰囲気。
私は、お母さんの立場の人の話を聞くことが多く、この先の夫婦の不安を持たれているのですが、その時、旦那さんが同じような気持ちになっているかどうか?
シーーーーンとなっている時に、旦那さんも「この先、奥さんと会話ができるか?」という気持ちになっているかどうか。
よくあるのが、奥さんのように危機として感じず、子どもと同じように、自分の趣味に移行してしまう旦那さんです。
同じ様に自分の部屋に行き、好きな事をしたり、リビングにいてもスマホばかりを見ていたり。
話を聞いていると、奥さんの方が「二人で過ごすこと」をいち早く感じていて、旦那さんは今まで通りの子供が小さい時のような感覚でいらっしゃるように感じます。
「お母さん」の方が、子供が手を離れていく感覚を敏感に感じられるのかもしれませんね。
本当に手が離れるのは、子どもが20歳前後くらいでしょうが、奥さんの方は中学~高校くらいの時に既に、先の夫婦の不安を感じ取っているのです。
旦那さんが危機を感じずにそのままでいると、奥さんの方は、「この先、自分は自分で楽しむしかないわ」という気持ちになり、友達との遊んだり、習い事、旅行など、「夫と関わる以外の」自分の趣味を持とう、と思いやすくなります。
そして、奥さんの独自の趣味が確立された時、夫はようやく、きづくのです。
「妻は、最近よく外出するようになり、楽しそうだ。自分が放っておかれている」と。
家族は、もともとは夫婦の基盤があり、そこに子供が生まれて一つのコミュニティになるもの。
この基盤がしっかりしていると、子どもは安心して育ちますし、手が離れた時でも夫婦関係は変わらず、しっかりしたままで安心です。
「では、夫婦の会話を作るために、ペットを飼うのは、どうでしょうか」という案も聞かれるのですが、これも、夫婦の基盤があれば何をしても大丈夫ですが、子どもがペットに置き換わっただけで、夫婦の基盤となるものを目を向けることなしには、問題は一緒になりやすいと考えます。
奥さんの感じる「夫婦の会話の危機」はとても大切な問題提起だと思います。
この危機を感じておられる間に、旦那さんも同じ温度で目を向けていただいて、是非再構築を目指せると良いですね。見直すチャンスです。
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