こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
あなたは、保守的な考え方が強いですか?
それとも、アグレッシブな挑戦者ですか?
答えに困りますよね。
こういう時は、挑戦できるけど、この時は保守的だわ…と思われた人もいるんじゃないでしょうか。
それが正解です。みんないつでも同じ選択をしていることはありません。
これは、人間がみんな持っている性質で、「女性性」と「男性性」と見ると分かりやすいです。
【保守的な女性性】
人間は、損したくない、今していることを変えたくない、という心理があります。
もともと備わっている防衛反応です。
たとえ現状が、辛くて苦しいことが起きていても、それを止めて新しいことに挑戦したり、違う考え方に変えることのリスクを考えてしまう。
慣れている物事に依存する、安定を求める心とも言えます。
苦手なことには特に、色々考え、悩み、決断が遅くなります。
そして、日常生活に流されてしまい、すべきことを後回しにしてしまいがちになります。
「このままでも不満がないから」「私が変わると、誰かが困るから」という理由付けをして、新しいことにチャレンジをしない事も。
(私も耳が痛いです・・・)
これは「女性性」で、女性は安定した家庭(家の中)を守るため、この保守性が強く出ます。
でも、この心があるため、慎重になり、暴走しないので、悪いことばかりではありません。
【挑戦的な男性性】
逆に「男性性」として、アクティブで、チャレンジをする性質も人には元々備わっています。
変化を好み、外に出て、戦いに挑む強さの心。
怖がらず、自分の思いを前面に出し、前に突き進みます。
昔、狩猟民族の男性は、家の外にでて狩りをし、家(家そのもの・枠)を外敵から守るための強さが必要なので、「男性性」が強く出ます。
良いことですが、ひとつ間違えば、自分勝手に暴走したり、思いのまま行動したり、周りを見れない行動に繋がります。
【使い分けることが重要】
あくまでもこれらは、男性女性、関係なく人間には存在する心です。
どちらが良い、悪いはなく、それぞれ良い面と悪い面を持っているということです。
「女性性」「男性性」については、この二つ以外にもいっぱいあります。
例えば、「協調的」「従順的」が女性性、「孤立的」「支配的」が男性性、という感じですね。
そして、人それぞれ持っている気質として、個人差で強弱があります。
一番重要なのは、自分の気質を把握し、発揮すべき時と場所でオンにする、そのコントロールが自分でできるということ。
何となく無自覚に、「挑戦的な部分が出ちゃった」ということがトラブルの元になります。
また、自分で保守的すぎるな、と思った時は少し変化にかけてみる、という捉え方も必要です。
世の中は常に進んでいて、一瞬も同じときは過ごせません。
自分はずっと同じなんだ、と思っていても、何もせずとも自分も変化し続けています。
気持ちだけが、ずっとこのままであり続けたい、と思ってしまう矛盾。
少し、「今」の自分を受け入れてみませんか。
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