こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
新ドラマが始まりました。「知ってるワイフ」の一話目を見ました。
【「自分のことを分かれ」という会話】
この夫婦関係を見ていて「どちらもキツい…」と思いますが、カウンセリングに来られるご夫婦、または夫婦関係に悩んでいる方は、こういう事態になりがちです。
毎日の生活に追われ、不満が溜まり、お互いに「自分の事を分かれ」ということしか話さなくなってしまっています。
妻の口から出るのは相手を責める言葉や無理難題ばかりで、夫は我慢。
我慢のはけ口として、趣味に没頭する。
これを見ていると、我慢しているだけでは駄目なんだなぁ、ということがよく分かります。
でも我慢している方は、「私は我慢しているのに!」と、またまた不満だけが膨らんでいます。
そして妻が、いざ悩んでいることを話そうと思っても、夫が「自分の事」を先に話すので、話す気が失せてしまう。(夫役が、ホントに上手い)
感情に任せて夫に皮肉を言ってしまう。相手が嫌がることをしてしまう。
結局、夫婦で考えなければいけない事や大事なことを、妻一人で抱えてしまうことになります。
そして、夫に自分の考えた結論だけ伝えることになり、夫は急すぎて意味が分からない返答になる、と。
それにまた、イラつく、と。
悪循環になっている状態ですね。
妻は「嫌な事しか言わない、キツイ性格だな」と見えてしまうし、夫は「自分の事しか考えていない子どもだな」と見えてしまいますね。
でも、それぞれの立場になると、それぞれの言い分や気持ちが分かります。
【責められると逃げたくなる夫】
そしてドラマでは、次回から本格的に話が進むのですが、男性の悪い所「逃げる思考」が出てきます。
「あの時、別の道を選んでいたら、こうはなっていない」
「…え?今のこの状態、今のあなた自身の事は、どう思ってるの?なぜ、そんな発想になるの?!」
と、妻としては、煮えくり返るような怒りが沸いてきますね。
お気持ちはよく分かりますが、夫は妻に責められたら逃げたくなるもの。(たとえ、夫の方が悪くても)
【夫を責めず、自分の気持ちを言う】
このような夫の奥様には「夫を責めない方法」を身につけていただくことをお伝えする場合があります。
今回のドラマの妻のように「私、言ったよね」「なんで出来ないの」「やる気がないだけ」「そんなんだから出世しない」という責める言葉の裏に隠されている、自分の本心に気づき、伝えること。
例えば「子どもの事を見て欲しい」「私の事を見て欲しい」など、家族の方を向いて、一緒に考えて欲しい思いがあるのではないでしょうか。
「お母さんの事で悩んでるの」「子どもの事は一緒に考えていきたい」と、「あなたが」ではなく「二人で」という共有ワードを使っていくのもいいかもしれません。
よく夫婦関係として例えられるのは、男と女、一つ一つの舟が進んでいくのではなく、一艘の舟に一緒に乗っている、というもの。
また、車輪に例えられた時は、片輪ずつ夫と妻。これも”一つの車の一部”なんですね。
バラバラの行動はしていても、意識は一つの舟に乗っているのです。
(注意:色んなパターンの夫婦関係があるので、決めつけられるものではありませんが)
それを望んでいる気持ちや、それを感じられない不安を、素直に伝えてみるのです。
こういう悪循環夫婦関係になってしまうのは、似たもの夫婦のところがあるからです。
二人で関係を見直し、二人にとっての「共に歩む夫婦」を目指してみませんか。
ドラマ、どうなっていくのでしょうか。
定期的に、過去に戻る系のドラマがやってきます。
楽しみです。
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