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実際に会うことの大切さ

更新日:2022年5月2日

こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。


今年は、お正月恒例の親戚の集まりのカニパーティも自粛です。

親も孫たちの顔を見れなくて残念のようですが、今は致し方ありませんね。

今は、我慢の時。


【実際に会うこと】

とはいえ、電話や手紙やLINE、オンラインでのやり取りが増えると、その楽な状態についつい慣れてしまってしまいますが、「実際に会う」ということの大切さを忘れないようにしないといけませんね。

(先日、そのようなお話を聴く機会があり、私自身の大きな気づきとなりました。)


おととし、友人に5年ぶりくらいに会いました。

手紙やLINE、年賀状のやり取りは常にあり、お互いの状況はよくわかってはいるものの、忙しくて会わずじまい。

約束の時間に待ち合わせしていて、待っている時は特に何も思わなかったのに、顔を見た瞬間に、なんだか感動してしまって、目頭じんわり。。。

久しぶりに会った興奮、という感じではなくて、「ほっ・・・」という感じでしょうか。何とも言えない嬉しさが込み上げて来たんですね。

二人で手を合わせて、再会を喜びました。



【誰かがいるということ】

人は、どこかに「自分以外の人の気配」というものがあることが、必要なのだと思います。

子どもが部屋にこもってゲームをしていても、家の中に「誰かがいる」と感じられているのと、いないのと、全然感覚が違います。

子供も意識はしていないのですが、気配を感じ取っており、安心してゲームをしていられるのです。


思春期の子供さんのあるあるで、可愛い一例を。

高校や大学時代には、親戚の集まりに行きたくなくなってくる時期もあるようです。

行く道中、親と一緒というのも、親戚同士のワイワイも、ウザくなってくる時期。

親世代は行かないわけにもいかず、でも子どもは行きたくないと言う。

「もう、大きくなってきたし、留守番する?」ということで、親だけ親戚の集まりに泊りがけで行ってしまいました。


子どもは最初は気楽でしたが、一晩一人は寂しすぎて、友達に電話しまくり。

そして翌日、親が帰ってきた時、本当は玄関に飛び出して「お帰り~~~、待っていたよ~~~‼」と迎えたいくらいの気持ちだったのに、ぐっとこらえて自分の部屋から「お、おう。お帰り・・・」と、そっけない平気なフリをしてしまった、というのです。

心と裏腹の行動ですね。


この「一人の寂しさ」というのは、子どもだからではなく、どんなに高齢になったとしても付いて回るもの。

人として当たり前の感覚のようです。

家族でなくても、「誰かと実際に接する」ということが必要な事であり、求めているものだということですね。

「私は一人でも大丈夫!」と言えている人でも、周りに人がいるから言えているものです。


「心がつながっていれば、距離が空いていても乗り越えられる」ということをお伝えすることもありますが、それを感じることが出来るのは、一定レベルの安心感を作ったうえでのことなんだな、と改めて感じました。






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