こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
8月上旬。この時期は、都道府県の吹奏楽コンクールです。
私は、小中高のクラブ活動では吹奏楽部だったので、聴きたくなってソワソワする時期です。
ここ数年、地元奈良県の期間中、一日だけですが、見に行っています。
社会人になり、仕事場の人と話をしている中で「私も吹奏楽部だったんですよ」と、
意外にも私の周りには吹奏楽経験者が多いのがわかりました。
そして、「何の楽器だった?」という話になり、楽器あるあるなどで盛り上がるんですね。
以前に「オーケストラ楽器別人間学」(著:茂木大輔さん)という本を読み、その内容は
それぞれの楽器奏者の性格の傾向が書かれていました。
とても興味深かったです。
私も、担当楽器と性格は関係性があるのではないか、と感じています。
こういう性格の人が、この楽器を選ぶ…というのもありますし、
この楽器を続けていたから、楽器の特性のような性格になった、というのも
何となく感じるところです。
表面に表れている性格の裏に、特性が隠れているかもしれません。
今回見に行った時にも感じたのですが、
私個人的に、パーカッションを担当する人は、すごいなぁ、と思います。
管楽器の演奏は、(一人しかいないパートもありますが)仲間が複数名いる中での一人です。
でもパーカッションは、一つの打楽器に一人が担当するわけです。
それぞれの打楽器の音も特徴的ですし、「聴こえる音は、自分が叩いています」と、もろ分かりですよね。
そこでさらに、私がすごいなと思うのが、シンバル。
曲も佳境に入って、管楽器たちが大きな音で演奏している中で、
それをも上回る音で、「バシーーーーーーン!」と、大きな音、大きな動きで
目立ってくるわけです。
遠くからでも分かる、丸二つ、余韻も長い。
「私が鳴らしてまーーーす!」と聴こえてくる感じ。
一人で、そんな大きな音を出せる勇気!すごいです・・。
(持論)
自己顕示欲がないと、パーカッションはできない
…ということを、吹奏楽パーカッション経験者に話すと、
「そんなことないよ!入部当初、パーカスを選んだのは、叩いたら音が鳴るって分かってるから」という返事が、ほとんど。
パーカッションを選んだ人からすると、「なんで、(管楽器のような)音が鳴るかどうかも分からないものを選ぶのかが不思議だ」とのこと。
パーカス自己顕示欲論については、「自己顕示欲が強い人は、率先して、パーカスの中でも鍵盤楽器やティンパニ―にいってたと思う。あれは目立つしね」とのことでした。
ある友人は、「あの楽器はマウスピース小さい?大きい?」と、マウスピースの大きさで
難しさを判断していた人も。
「あんな小さいマウスピースで、よう吹こうと思うなあ!」という感想も聞きます。
小さい穴、リードとの狭い隙間。
そんな間に息を入れようと必死になる管楽器の人たちは、神経質な性格になるのかもしれません。
見方が変わると意見も違い、面白いものですね。
私は自己顕示欲マイナス人間なので、逆にパーカッションをしていくと、良い意味で自己顕示欲が湧いてくるかもしれません。
自己顕示欲というのは、悪い意味にとられがちですが、人間にとって必要な欲です。
そして、誰にでもある欲です。
目立ちたがりな気持ちがあるから、色んなことにチャレンジも出来るし、
リーダーとしての素質も生まれるし、自信もついてくるんです。
目立つことに抵抗がないということは、うらやましい性格だと思います。
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