coco-cara

2021年10月31日5 分

ワークショップレポート② 【「私は誰?」】

最終更新: 2022年5月2日

こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。

先月体験した、ワークショップレポート②です。

今日は、私の曼荼羅アートの流れです。

参加者のTKN心理サロンの生徒さんのご協力で、可愛い看板の作成、お花などの飾り付けがあり、とても和やかにワークショップが始まりました。

毎日の検温、こまめな消毒など、安全対策もばっちりでした。

(無事終わって良かったです。)

こちらも生徒さんが飾ってくださったもの。

エサレン研究所の写真です。

また、行きたいな・・・。

さて、曼荼羅アートワークショップの始まりです。

参加者は、10名ほどで、TKN心理サロンの生徒さんです。

真っ白のキャンパス。

まずは、自分が感じた下地の色を塗っていきます。

自分との向き合いの始まり。                           

             

今回は、水色のイメージでした。  

昨年は、自分の考えたイメージの下絵を使いましたが、今年は定型の下絵にしました。

この下絵タイトルは「虹のアナンダ」です。

とてもシンプルで、曼荼羅チックですね。

これを、キャンパスに写していきます。

そして、「ペルソナ」の自分を描いていきます。私の中では、

「より丁寧に」

「よりキチンと」

「はみ出してはいけない」

「ハッキリと表現しよう」

「初めに塗った色の対照的な色を次に

 塗ろう」                                  

…などのような気持で塗っていっていたと思います。

ペルソナは、「こうすれば、人(親)に嫌われないだろう」と思っている自分でもあります。

確かに、このセリフたちは、幼い時から対外的に行動している自分を表していると思います。

人によっては、全く反対のセリフが、「人に嫌われないようにしている」状態かもしれません。

朝から始まり、夜7時、この状態で1日目が                    

終了。

2日目、昨日の続きを黙々と行い、昼過ぎに一応「ペルソナ」の自分の表現が終了しました。

もっともっと、丁寧に、きちんと描きたい!と思えてもきます・・・。

(神経症ですね)

「ペルソナ(仮面)」についてはこちら

さて、これから、「シャドーの自分」を描いていきます。

先ほどの、ペルソナの自分を自覚しているからこそ沸き上がってくるシャドーの自分。

じっくり、ペルソナの絵を見つめてくると、色んな気持ちが湧いてきます。

「こんな私、面白くないな」

「もっと、羽目を外してもいいんじゃないの」

「単純で、のっぺりしてる」

「ぼやけて、存在感がない」

とか、(自分の中では)綺麗に描いているはずなのに、違和感を感じてきます。

シャドーは、人(親)に嫌われないようにしている自分と反対ともいえる人格。

普段は、無意識の中にいる私。認めたくない私。ダメな私。(←と、自分が勝手に思っている)

その向き合いが、とても難しく、抵抗が起こってきます。

「シャドー」については、こちら

昨年は、土台の絵を消して、上から描くことで表現をしましたが、今年の私の目標は「付け足していく事」。

土台の絵に、描き足すことでシャドーを表現しようと決めていました。

でも、私の癖(抵抗から来るのでしょう)ですね。

すぐ、今見えていることを消去したくなる。描いては消し、描いては消しをしたくなる。

それをグッと抑え、見えているものは残し、付け足していく事を心がけました。

そんなこんなを付け足していき、これ。                        

でも、今見ると、内側(中心)から湧いて出てきていない感じですね。

色んな思いがありましたけど、この時に、

「なんで女らしい恰好をしなきゃいけないんだ」という気持ちが強かったです。

でも、女性らしい服だったり、装いをすること自体は好きなんです。

でも、それを見られるのが嫌で嫌で仕方ない。

この辺の矛盾が、なんなんでしょう。

本当は、奥底に「目立ちたい自分」がいるのかもしれません。

                     確かに、「目立つ自分」は、私の中のシャ                       ドーです。                       表面上(意識的)では、あり得ないと思っています。

「目立ちたい」というと、語弊を招くかもしれませんが、普通の人であれば、「そんなこと当たり前」という通常の範囲だと思います。

普通に、人として、女性として。

そんな当たり前であろう私は、ダメなんだ、と感じていた自分がいる。

そして、必要以上に控え目に隠れている。

(うすうす気づいていた私かな。)

そして、3日目の朝、会場に行ってみると、ワークショップリーダーの先生からの、私へのテーマが置いてありました。   

参加者全員、各自に沿ったテーマを見て、皆さんもそれぞれ思いを感じておられました。

このテーマを、どう自分に落とし込むか。                     

     

時間も制限があり、今回は、この作品で終了。

まだまだ、描き足りないですね。

ワークショップから1か月経った今、このレポートを書いていますが、それだけの時間をかけて、やっと感想が書けたという感じです。(それでも明確ではない)

まだまだ自分に対してのモヤモヤは続いているし、分かっていない自分の存在があるのが見えたし、「本当に私は何なんだ?」という疑問が湧いてくる。

これは、人生をかけて分かってくるもので、

人はみんな、自分では分かっていない所が多いのです。

このワークショップの冒頭では、「私は誰?」という自分への問いかけをする時間がありました。

まさに、一周回って、振出しに戻った終わり。

今の感想は「私って誰なんだ?」です。

でも、先生も仰っていたのですが、この自分を知る作業は、螺旋階段と一緒なのだそうです。

自分では、元の位置に戻った、と思っても、間違いなく一段上に上がっている。

日常は、こんなことを考えながら生活していられません。

でも定期的に、非日常の空間で、じっくり自分を見つめ直す、そんな時間を持てることが大切なんだと改めて分かりました。

私の向き合う課題が見つかりました。

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