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2020年4月5日5 分

ストレス発散法と、気持ちの持ちよう

最終更新: 2020年8月28日

こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

この春から初夏は、みんなが一生に一度に起こるか起こらないかの厳しい時期でした。

その中でも、国民全員が「外に出ることを自粛」するという、今までにない経験でした。

新学年の子供さんたち、友達に会えることが伸ばし伸ばしになり、可哀そうでしたね。

また、就職活動中の方や受験生のみなさんは、この上ない不安との闘いでもあると思います。

「大人は何もしてくれない」という悲しい思いには、大人としてさせてはいけないな、と思います。

この今の苦痛や厳しさに目を向けると、とてもつらいです。

そんな時は、しっかりと、大人に(大人は信頼できる人に)気持ちを聴いてもらいましょうね。

無理に「仕方ないことなんだ」と納めてしまわないようにしてくださいね。

そのうえで、「今できる事の幸せや発見」に目を向けることもしてみてください。

【母のストレスが解消された方法とは】

ずっと家にいることで、ストレスが溜まることもあると思います。

私の母も、ジッとするのが嫌な方で、「家から出たい、出たい」と、ブーブー言ってました。

そんな母を見て、私は、家で出来る楽しいこともたくさんあるので、「もっと家を楽しめばいいのにな~」と思ってました。

そのブーブーは、しばらく続いておりましたが、あるキッカケで、苦痛から解放されました。

それは、「新しい鍋セットを購入する」ということでした。

ある通販番組(日本網タ〇タさん)のフライパンと圧力鍋セット。

「思い切って買うわ!!」と突然言い出し、通販の仕方が慣れていないため、私も協力しながら購入。

早く届き、付属の料理本の通りに使ってみたら。

(宣伝ではないですが・・・)CMのように、ほんとに、すごくうまく調理ができるんです!

圧力鍋は、ものの5分で美味しいゆで卵。15分でカレー。

フライパンも全く焦げ付かず、洗うのも早い!

ピカタを作っても、お肉もしっとりフワフワ。

素材の味や、形はしっかり残しながらも、柔らかくホロホロと溶けていくようなポトフ。

(宣伝ではありませんが…本当にそうなのでご紹介)

母はすごく感動していて、料理をするのが楽しみになったようです。

私もあまりの良さにビックリ。

それから、「家にいるのが嫌だ」と言わなくなりました。

もちろん外には出たいのでしょうが、気持ちの向き方が変わったのだと思います。

いつもの料理も、楽しんでやっているようで、私も食べた時には「美味しい!美味しい!」と喜ぶので、更に楽しいようです。

やっぱり「楽しむ」「喜んでもらえる」というのは、嬉しくなるし、やりがいを持てるんですね。

単に、「料理を楽しめ」と言ってもやる気は起きてなかったのだと思います。

あの鍋セットがないと、ストレスは発散できてないかったでしょう(宣伝ではありません…)。

上手くハマって良かったな~、と思いました。

もし、「鍋高いからやめとくわ」「買っても変わらないかも」などと、購入を止めてしまっていたら、不満が引き続いていたことでしょう。

ずっと欲しかったそうですが、思い切った一歩を踏み出したことで、母が自分で変わり、ストレス解消もできました。

【堂々とゆっくり休める時と、割り切る】

中には、「日ごろから”休むこと”は、罪悪感」と思う方もいます。あなたは違いますか?

一生懸命動き、何もしていなとソワソワしてしまう人ですね。

とても結構なことですが、そのような方から自粛時に聞いた言葉です。

「みんなが休んでいると思うと、安心して休める」

「半分強制してもらって、ようやく休めた」

いつも頑張っておられるのですね。

自分でも気づかず頑張り過ぎてしまう方は、心理学的にも「追い立てられるもの(かき立てるもの)」というテーマがあります。

いつものように、「休まないといけない状況なんて嫌だ」という思いになっていたら、ストレスがいつも以上に溜まり、体も心も疲弊してしまう可能性があります。

この言葉がでるということは、、、本心は休みたかったのかもしれません。

今の環境を、うまく受け入れたことで得られた満足感です。

是非堂々と、骨休めをしてもらいたいです。

まず、自分をいたわってあげてくださいね。

【気の持ちようで幸せになれる】

自宅で過ごすことが推奨されているので、もう割り切っちゃって、お家で楽しむことをメインに考えていきましょう。

観たいと思いながら観れていない映画や、音楽を視聴する。

ゆっくり寝る。体調を整える。

お家を片づける。模様替えをする。

料理を楽しむ。

…楽しいこと、いっぱいありますね。時間をかけて突き詰めてできますね。

これは、自粛期間が過ぎても続く人生の見方です。

同じ状況で、自分がどう楽しめるか、です。

「一歩踏みだす」「環境を受け入れてみる」

今までと違う価値観、与えられる楽しみだけでなく、自分で見つける楽しみで、幸せを感じていただければと思います。

あなたの楽しみはなんですか?

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休日でもジッとしていることが苦痛。「休むことは悪いこと」と思ってしまっていませんか?

そのようなあなたには、「駆り立てるもの」というメッセージが心に組み込まれているのかもしれません。心身が疲弊してしまう前に、バランスをとれるようになりませんか。

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