痛み分け

更新日:5月2日

こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。

今、お相撲は三月場所が行われていて、場所は難波です。

coco-caraは大阪難波にあり、歩いて10分くらいの所に会場(エディオンアリーナ大阪)があります。


昨日歩いていたら、たまたま会場前で、ちょうど太鼓の音が鳴り響き、人がたくさん出てきたりしていて、大変にぎわっていました。

近くにあったのに、初めての体験でした。

こういうイベントのような感じを見るのは久しぶりで、少し見ているだけでも楽しい気分になりました。



【痛み分け】

さて、この相撲から発生した言葉で、日常でも出てくる「痛み分け」というものがあります。

恥ずかしながら、おととしまで私は、この言葉を知らずにいました。

おととしになぜ知ることになったかというと、コロナ禍で一時、これを経験された方がたくさんいたからです。


おととしはコロナ禍で、オンラインが広まるまでは、塾や習い事の店舗も一時的に閉めざるを得なくなった時期でした。

その時、先に支払った費用や月謝をどうするか、という問題が起きていました。

基本的に、このような場合でも、先に支払ったものは返金が無い取り決めの所が多く、

受講をしないまま入金状態、または中止になるわけです。


店舗側もお客さん側も、全く初めての経験でしたし、再開されるのか、してもいいのかなど手探り状態でした。

よく分からない状況で、どちらも身動きが取れない。

店舗側も、本当は予定通りご提供をしたい気持ちでいっぱいですよね。

でも、利用者さんとしたら、受講してないのだから返金してよ、と、その気持ちも分かります。


そんな時、「痛み分け精神」をお持ちの利用者さんがいらっしゃったのを拝見しました。

コロナ禍で店舗側も苦しい状況であることは分かる、だから受講数は残っているけども、返金を求めない…という判断をしたというご意見を多数見ました。


今も続いていますが、店舗側の苦しい状況です。

それを慮っての利用者さんの判断のようでした。

何が正しいとかはありません。

でも、このような思いをされる方もたくさんいらっしゃるんだな、と感じました。




~痛み分け~

痛み分けは、相撲の取り決めの一つで、取り組み中に片方がケガや病気などで戦えない状態になった時に、双方を引き分けにすること、です。

片方が元気でぴんぴんしていても、です。

元気な方は戦える状態ではあるが、取り組みは続行されず、引き分けとする、という考えです。

(今は、双方とも負傷した場合に適用されるようです)


それから転じて、日常生活でも、物事や議論が悪化する時、お互いに損を被ることで、ことを収めましょう、というやり方の事を言います。




ビジネスでもよく聞く、WIN-WINの考え方は、「双方が得する考え方を話し合う」ですが、痛み分けは、ことを収束するために「今回は、双方が損をしても仕方ないじゃないか」ということですね。

もちろん、時と場合によると思いますが。


私も「痛み分け」は知らなかったですが、「持ちつ持たれつ」とか「お互い様」という事は知っており、似た感覚だなと思いました。


これは、日本人特有の通じる感覚なのでしょうか。

勝つか負けるか、はっきりさせたい、引くことは死ぬことと同義だと思う人にとっては、

分からない発想なのかもしれません。

本当に、これ以上事が大きくなるという前に、痛み分け精神を思い出すのも、一つの手だと思います。





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