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執筆者の写真coco-cara

万能・器用貧乏 VS 集中・不器用

こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。



【お互いに羨ましい】

何ごとにも、器用にこなす方、いらっしゃいますね。

勉強やスポーツ、趣味。

多方面に知識も持っておられ、できる事もたくさん。

勉強で例えると、5教科を満遍なくできる人です。


私は、それとは逆の偏り型で、これと思ったことに集中して深めたいタイプです。

なので、知らない事や出来ないことも、たくさん出てきます。

この分野はすごく物知りだけど、この分野はすごく疎い、という。

不器用だと思います。

勉強では、私は国・英が好きで集中するので、それは伸びても、後はボロボロでした。


そんな私としては、器用な万能タイプの方をみると、とても羨ましい。

よく、色々できるなあ~、と。

是非、コツを教えていただきたい。 (集中できる自分の事も好きではあります)


でも、器用なタイプの人の中には、「『これ』と集中できない」「普通にやっていればできているが、得意分野と言われると、無い」という悩みを言われる人がいるのです。

いわゆる、器用貧乏といわれる状態です。


集中・不器用タイプの人を見ると、「なぜ、そんなに好きな事に尖れるんだ」という感じでしょうか。羨ましいようです。

お互い、無いものねだりになっていますね。



【好きな事をやれてるか】

器用派は、「いろんなことはやっているが、尖れるほど、好きだと思うものが見つからない。これだと思える感覚になれない」という悩みの人ももいるようです。


好きな事、やりたい事が出来ていれば、悩まないのかもしれません。

「自分自身が選んでやっている」という感覚がないと、できていても満足できないのですね。

なので、物足りなさが、ずっとある。


そして、もっとやらないと満足できないと思い、頑張る。もっとできる事が増えてくる。

でも、物足りなさは変わらない。

残念な悪循環です。



【どんな不安があるんだろう?】

私自身もそうなのですが、羨ましいのであれば、ちょっと、そちらの方に目を向けてもいいのですが、そう思うと独特の「不安」が湧いてくるので手が出せない、というのが考えられます。


不器用派の私は、得意な2教科を置いて、不得意の3教科に手を出してしまうと、得意な方が出来なくなってしまうのでは、という謎の不安が湧いてしまいます。

「不得意な事をしたくない」という、なまけ心もあるのですが、他に手を出そうとすると、やはり謎の不安は出てくるのです。

いっぱいいっぱいになって、好きなものまでダメになってしまうイメージ。

「二兎追うもの一兎も得ず」になりたくない怖さ。

(これは、私自身の事なので断言して書いておりますが、不安は人それぞれ違うと思います)


もしかすると、器用派の方は、好きな教科だけ取り組もうとしても、「2教科だけ優秀でも、後の3教科が出来ないとダメでしょ」「バランスを取っていかないといけない」などの不安感があるのかもしれません。

これも、人によって奥の感覚はバラバラだと思います。


器用派、集中派、どちらも一長一短があります。

自分の個性はそのまま大事にして、少し反対側に手を出す勇気をもってチャレンジしてみるのも良いですね。


集中派の私は、苦手なものを簡単な事から興味を持つようにしてみる。

器用派の人は、まずは、自分の意見を優先する。そして、一つ物事を決めて、少し難しめのゴールを設定して取り組んでみる。

など。


新しい発見が出来ますように。



女性が二人



 

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