こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
年末年始にかけて、大勢のお客さんがいるスーパーの食品コーナーに行きました。
私は、あまりごった返す時間帯に買い物に行くことがないので、慣れなくていなくて、帰りはぐったり、疲れました。
主婦の皆さんは、大売り出しの日なんかは毎回、このような中を買い物に行っておられるのですね。
みなさん、カートの行きかいもスムーズで、細い隙間を上手くぬって進まれますね。
久しぶりに会われたのでしょうか、おばちゃんたちが通路で立ち止まって会話。
「ちょっと~、後が閊えるよ」なんて思ってしまうところですが、他のおばちゃんたちは、みんなスイスイよけて通って、動きが機敏!
こんな細い横を通っていけるの!とビックリしました。
毎日行きなれているって、すごい。
【経験、慣れは最大の武器】
仕事のような感覚とはまた違った、独特の感覚と慣れを感じました。
はやり、経験や慣れは、最大の武器ですね。
仕事でテキパキできたり、アイデアが出たりする人でも、家庭の事や日常の事で同じようにできるかというと、また勝手が違います。
毎日している世の主婦の方、お母さま方などには敵わないです。
【どちらも忙しいし、やることはたくさんあるが、種類が違う】
よく、夫婦の喧嘩のトラブルはあります。
「相手は、忙しさを分かってくれない。私は忙しいのに、相手はのんびりしている」
…これは、「忙しさの種類が違う」を理解することで見方が変わります。
ビジネスの場と、家庭の場では、真逆の価値観が必要、くらいの気持ちでいた方がいいかもしれません。
どちらも、することはたくさんあり、忙しいのですが、時間の流れが全く違う。
忙しさも、なんか種類が違う。
ついつい人は、自分が慣れている方の物差しで相手や周りを見てしまい、決めつけてしまうようです。
【ビジネス目線の例】
仕事モードのままの旦那さんが家に帰ると、「ビジネスの目線」で「なんで、すぐに片づけないのか。段取りよく早くしたらいいのに」と見てしまいがち。
「段取り」でも、ビジネスの段取りの取り方と、家庭内での段取りの取り方は、ちょっと違うのですね。
変な話、今こちらを片づけたら早いけど、家事全体が崩れてしまう、なんてこともあるんです。
子育てが加わってくると、さらに時間の流れが全体的に変わってきます。
【家庭目線の例】
奥さんが「家庭の目線」で、旦那さんを見てしまうと、イライラするかもしれません。
「家でダラダラして、手伝ってくれないわ!」と思う奥様も多いのではないでしょうか。
旦那さんの甘え、もあると思うのですが、ここでも「いつもの慣れ」が出てきている部分もあります。
ビジネスの場は、仕事と休憩がハッキリ分かれていて、休憩タイムは”シッカリ”休憩します。
他の事は何も考えたくない。自分のしたい事をして、エネルギーチャージしたい。
そして、午後の仕事に集中する、という方が多いと思うのですね。
そうしないと、仕事ははかどらないのです。
だから、家の中で「シッカリ」ゆっくりしている旦那さんの姿に、イライラ。
どちらかというと、家庭内での休憩って、あるようでなくて、家事の合間に何となく休憩するって感じになってますよね。
休憩しているつもりで、「夕飯何作ろうか」「洗濯物取り込まなきゃ」など、頭の中は”シッカリ”休憩されていないかもしれません。
奥様がた、本当に毎日お疲れ様です。
【まとめ】
ビジネスでは、区切りがハッキリ明確、家庭では、全体的な流れを重視という感じ。
これは、どちらが悪いというわけでもなく、「種類が違う」から起きている事なんですね。
休憩の考え方も、もし逆にしたら歯車が変わってくるかもしれませんし、成り立たなくなってきてしまいます。
種類の違いをそれぞれ理解し、切り替えをして、今いる場の時間の流れに沿う、ということが上手くいく秘訣。
お仕事重視のお父さん、一度混雑したスーパーに奥様と買い物に行ってみてください。
奥様の機微と機転に「オオッ」と、新たな発見になりますよ。
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