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中将姫伝説


先日参加した、當麻寺のゲシュタルトワークの最後は、

中将餅をいただく、というものでした。

中将餅はとても有名で、當麻寺駅の目の前にお店があります。

中庭の綺麗なテーブルでみんなでいただきました。

セットになっているお茶も絶品でしたね。

ヨモギの香りが聞いていて、柔らかくておいしいかったです。

この中将餅の中将は、人の名前からとられたものです。

當麻寺ゆかりの中将姫の中将。

帰ってから、中将姫伝説について調べてみたのですが、

白雪姫と、小人の靴屋、最後の終わり方はマッチ売りの少女でした。

(物語の重要なところは、中将姫が曼荼羅を作るところなのですが)

中将姫は、継母からの嫉妬により何回も殺されかけるのです。

継母は、家来に命令して姫を殺そうとするのですが、家来は殺しきれず断念し、姫につかえる。

仏の導きにより、中将姫は曼荼羅を作るのですが、観音様が人に化けて手伝ってくれます。

曼荼羅が出来上がり、最後は、優しい本当のお母さんの顔が浮かんで、姫は29歳で亡くなる・・・という物語。

信心深さが良いことを生み出すのですが、

お話に出てくる、人間の女性はみんな死にます。

姫の母親は、いらぬ口が災いして、仏の天罰のため、病死。

姫を殺せなかった家来は、継母に嘘をつくため、自分の上司(?)に相談し、上司の娘の首を差し出すことに。(怖い。)

嫉妬に狂った継母も、自分の罪を悔いて投身自殺します。

最後に、予言されていた年齢で、姫が亡くなり、ENDです。

今、現代の私たちが読めば、「んんん???」と思うところがたくさんですが、

時代の背景が分かる気がします。

(マッチ売りの少女も、時代に警鐘を鳴らすために作られたとも聞きますよね)

このような価値観の時代だったから、みんなが「どうにか救われたい」という気持ちが強くなるのもわかるな、と。

昔は、普通に生きるための苦が、もっと身近だったのですね。

それとは別に、仏教の教えというのは「何もないのだから、気にするな」ということ。

・・・・・。凡人の私にはまだまだ修行が必要です。



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