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執筆者の写真coco-cara

顔色みちゃう


今年ゴールデンウィークは、長い方で9連休だそうですね。

天気もいいとの予想が出ています。

楽しい連休をお過ごしくださいね。

最近、久々に、「私って、人の顔色みてるな~」と振り返る機会がありました。

年上の女性が管理しているお仕事の時でした。

やっぱり、年上、管理者、となれば、気を遣うのは当たり前のことだとは思うのですが、

それが男の人だと、私の感覚はまた違います。

女性の場合は、「この人と同じように、ちゃんとしなきゃ」という気持ちがよりこもっている

気がします。

その人は仕事もとても早くて、頭もよくて、話も凄くうまいです。

全く、その人はそう思ってないのに、「この人のように仕事を早くしようとしないと、さぼってると思われるのでは」と、いらない気を遣い、「この仕事の早さだったら、OKかな?」なんて、顔色を見ている自分がいます。

そして、マイペースでゆっくり仕事をしている人がいると、私がイライラしてしまうのです。

最後にそれなりに終わればいい、という気持ちになれないのですね。

さて、ここでカウンセリングでは必ず出てくる、親子の問題点が登場です。

まったくもって、母に対する気の遣い方と同じ感覚です。

歯磨きの仕方、トイレの使い方、洗濯の仕方、配膳の仕方・・・

母親のやるようなタイミングで同じやり方をしなければ、指摘される、怒られる、注意される…

母親とは違うのですから、同じようにできないこともあるのに、歯磨きやトイレに入ってるときは、そのことを気にしながら行っているので、全く「自分らしく」ありません。

気も重いです。「またなんか言われるんちゃうかな」と思いながらしています。

仕事も、自分が「早く仕事を終わらそう」と思ってすれば「自分らしい」んです。

同じ早くするにしても、その人の顔色をうかがいながらしていると、その人の評価をつい求めてしまうし、できない時は自分を責めてしまいます。

「母親の投影」が自分らしくなくさせてしまっているんですね。

ご本人は何とも思ってないのに(思っていたとしても、それはそれ)、勝手に一人で思い込み、気を揉んで、挙動不審になる…って、コントのようですね。

こういう気の遣いあいはよくあることかもしれません。

そのモデルが自分が良いと思えば、取り入れて自分のものにしていくことで、顔色を見ることはなくなってくると思います。


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