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漱石の妻②


漱石の妻、3話目の見どころは、漱石の養父を妻が追い返すところでしょう。

養父は、漱石が小説家として有名になってから

昔漱石が書いた念書を持ち出して、お金を借りに来るのです。

あまり養父に対してよく分からなかったのは、

育ててきたときはとても優しく子煩悩だったそうなんですね。

でも、今再会したときは、結局はお金だったのか?というところ。

養父の本当の狙いは何だったんだろうなあ・・・。

ただ、念書は漱石と養父にとっての繋がりでした。

そのために、お金を求められて漱石は苦しむのですが

それがなくなってしまうと、優しく育ててくれた養父とのつながりは切れる。

そこへ、漱石のために自らの父との縁を切ったことの復讐がごとく、

妻は養父から念書を取り返し、二度と金の無心をさせないことを言い渡しました。

つまり、妻の手で縁を切ったことになります。

漱石は「お前は父親と縁を切ったときどう思った。女は強いな」とつぶやきます。

妻くらいの強さは必要で、当たり前のことです。

それができない漱石に代わって、妻がしたのだともわかるのですが。

本当は漱石がすったもんだしながら、自分で養父を切る作業をしなければいけないのですよね。


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