• coco-cara

人の相談にのれないという悩み


いつも前向きに、壁がある時でも進むことだけを考えよう!

この言葉をモットーに、元気いっぱいのA子さん。

イキイキされているように思います。

こんなA子さん、最近気がついてきたことがありました。

後輩、友達、彼氏・・・周りの人たちの「相談」にのれないのです。

前向きな彼女ですから、周りの人たちは色んな相談をもちかけてきます。

しかし彼女には、どうしても愚痴っぽくて、文句を言っているだけにしか聞こえません。

「なんで、前向きに考えられないの?」

「そんなこと、自分で考えたらいいじゃない」

「人のせいにしないで、自分も改めるところあるんじゃない」

A子さんの心の声はこんなものでしょうか。

話を聞きながら、心の中ではモヤモヤモヤ・・・

そんな中でも、相談相手に対してたくさんのアドバイスをしたりしますが、

相談者って、アドバイスなんてものは聞く耳もちません。

それが、彼女をますます苛立たせます。

「やっぱり、愚痴だけで、なにもしようとしない!!!」

A子さんのイライラは頂点にきました。そして最後の一言を言ってしまいます。

「そんなに嫌なら、(彼氏と)別れたら?」

「そんなに嫌なら、仕事辞めたら?」

後味が悪~い結末となってしまいました。

心理学では、この相談相手が「心理ゲーム」をしかけてきて、A子さんは「カモ」にされているという「交流分析」の図式です。

しかける相談相手がクライアントにはなるのですが、今日は、カモにされているA子さんの方の方をみます。

カモにされるのにも、原因があります。

クライアントは、その原因を(無意識に)上手く利用して、相手をいらだたせることをしかけてくるのです。

クライアント自身が自分で「嫌われる」ことを目指す心理ゲームです。(人間って、不思議ですね!怒ってもらってホッとするのです)

A子さんは、本当は相談相手自身に考えてもらいたいのですが、それに反して

アドバイスを色々してしまっています。

A子さんは、「あなたはどう思うの?どうしていったらいいと思う?」と

相手に考えさせたらいいのです。

でも、A子さんはいうでしょう。

「そう言っても、絶対、相手が『わからない』と言うと思います。わからないから私に相談してくるのだと思います。だからアドバイスするんです。」

その時、A子さんは気付きました。

「私は、私が相談をした時、’一緒に考えてもらう’ということを、あまりしてもらってないかもしれません。相談相手は、私に一緒に考えてもらいたかっただけなのかも・・・」

元気いっぱい、いつも前向きA子さんの裏側には、こういう面があったのです。

「一人で何でも考え、答えを出していかなければいけない」

そして、最終の一言「そんなに嫌だったら、やめてしまえ!」というのは

幼い時、おけいこでも勉強でもクラブでも、A子さんが弱音を吐いた時、親から言われ続けてきた言葉でした。

悔しくて、悲しい言葉だったのに、A子さん自身相手に言ってしまうことになります。

友人たちとの関係で再現することにより、A子さんの抱えていた思いに気付くことができました。

少しずつ、相談を受けた時に「一緒に考え、答えは相手に出させる」、上手な聴き手になられることができてくると思います。

#心理カウンセリング

coco-cara ココカラ