こんにちは。カウンセリングルームcoco-caraです。
【マウンテン女子】
最近また、「マウントを取る」という言葉が再燃してきました。
数年前に一度、「マウンテン女子」という言葉が流行ったことがあります。
それが言葉として定着した感じでしょうか。
男女関係なく、使うようになりましたね。
マウンテン女子は、「女の子同士で、相手の上に立ちたい言動をする女子」のことでした。
悩みを聞いてる時に、話を聞くだけでなく何かを教えてあげようとしたり、 「そんなんだからダメなんだよ」みたいなことを言ったりすることも。
上から目線発言が多い女性です。
自分がされたらムカっとくるし、「私もしているかもな…」と反省することもしばしば。
【「私が基準」的な発言】
①私の失敗
私は昔、友達が今までのイメージと違うことした時に、「そういうことするイメージじゃなかったわ」とよく言っていました。
例えば、アウトドアはしなさそうな友達が「キャンプをした」と話してくれた時とかに、ポロッと言っちゃう。
私としては、新しいイメージとして、好意的に捉えて感想を言っているつもりなんですよね。
でも、こういう発言も、上から目線になるようです。
逆の立場からすると、「どんなイメージだったんだ」「勝手に決めるなよ」「前はあかんかったんかい」と思われても仕方ない言葉。
無意識に出る言葉って、怖いですよね。。。。
「勝手に相手のイメージを作り上げてたら、あかんな」と反省。反省。
相手を褒める時に、私の価値観はいりません!
②私の失敗
中には、「そんなことないよ~、私もそういうこともあるよ」というのも、マウントを取る言葉の部類になるようです。
友達が「こんなことしちゃった私って、ダメだよね」とか言った時とかに出る言葉。
・・・言ってるかも・・・!!(汗)
これがマウントを取る言葉になるんですね~。
「あなたのような素敵な人でもやってしまうこともあるんだから、気にしなくてもいいのね」と思ってもらいたいってことですか?(←ややこしい)
そんなつもりはありませんが、無意識に、そういう上から目線でアドバイスをしたいと思っているのかも・・・。
でも、確かに「自分を基準にして、あなた」という発言に聞こえます。
そして、自分ではそういうつもりはない、と思っているところがマウンテン女子の証拠です(気づいていない)。
【上に見てもらいたい願望は劣等感からくる】
相手にアドバイスをしたり、「そんなだからダメなんだよ」というタイプのマウンテン女子は、相手を思いやっているつもりで、何とかしてあげたいなと思ってるのだと思います。
ですが、実際嫌われてしまうのは、相手を下にして、自分を上に見てもらいたいという言動だから。
このようにマウントを取ってしまう原因は、必要以上の「劣等感」から来ます。
自分は劣っていると思っているから、必死で自分の価値を上げたくて、相手を下げるような見方をしてしまうのですね。
「あなたって、すごいですね」という言葉が欲しい。
普通の人の対応は、「対等」です。
もし、「こんなことしている私って駄目ね」と友達が嘆いていたら、「嘆くこともあるよね」「つらい思いをしているんだな」という捉え方です(一例)。
【まとめ】
もし周りにマウントを取る人がいたら、「弱さを隠して(知らないで)強がっているんだな」と思うようにして、気にしない事です。
そして、もし私もしているかも、と気づきがあった時は、その「劣等感」は何か?どこから来ている劣等感なのか?を知ることで解消されます。
ちなみに、劣等感自体は悪くなく、人はみんな持っているもの。嫌わないでくださいね。
劣等感が全くない場合、成長が無く、裸の王様状態で人生を送ることになります。
バランスの問題で、劣等感が強く出過ぎた場合、対人関係を壊すことになるということです。
#職場・仕事の心理学
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